「めずらしいスピンオフ物の続編、しかも映画でというのはよい傾向と思います。」ウルヴァリン:SAMURAI Push6700さんの映画レビュー(感想・評価)
めずらしいスピンオフ物の続編、しかも映画でというのはよい傾向と思います。
スピンオフ物の続編、しかも映画でというのはすごいです。あまり見たことありません 。
「ハンニバル」くらいかな?
でも、「ハンニバル」は、元が一作しかないし、どちらがメインなのかかわかりません。
日本では、TVドラマの「警部補矢部謙三2」(「トリック」のスピンオフ)くらいしかない。
キャラクターを使い捨てにせず、何度も使うのは映画環境対策上よいと思います。(使い捨ては、もったいない)
今回のウルヴァリンは原爆投下前の長崎から始まりますが、何でウルヴァリンが日本軍の捕虜になってんの?ウルバリンが日本軍の捕虜になるわけないだろう?という素朴な疑問がありました。
そこは謎のままでしたが、原爆でも死なないウルヴァリンを見て、ウルヴァリンは不死身だから気まぐれで捕虜になったのかも?ということで納得しました。
このままだと、まったく緊張感のない、眠くなる映画なるのだけれど、今回はウルヴァリンが、悪のミュータントに、不老不死の能力を奪われ、もしかしたら死ぬかもしれないと、見ている人に思わせるところに、緊張感があってよかった。
日本の風景や物、東京タワーや増上寺、秋葉原や新宿、新幹線やラブホテル、パチンコ屋などが出てくるところが、日本人として面白かった。
ヒロインの女性二人が、日本でもっと有名な人だったら、さらに面白かったかも?
でも、ラストでウルヴァリンが、あんなことになってしまうとは思わなかった。
この映画は「ファイナル・デシジョン」の後のエピソードらしいから今のところ関係ないけど、その後を作る場合(なんとでもなるのだろうけど・・・)はどうするの?とちょっと思ってしまった。
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