「ウルヴァリン、ニッポンを切り裂く」ウルヴァリン:SAMURAI しゅうへいさんの映画レビュー(感想・評価)
ウルヴァリン、ニッポンを切り裂く
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ウルヴァリン・シリーズ第2作。
"X-MEN" シリーズ通算第6作。
DVDで2回目の鑑賞(吹替)。
原作コミックは未読。
やむを得なかったとは言え、ジーンを殺害した後悔に苦しむウルヴァリンが、ヘンテコな日本へ行く。アメリカが日本に抱くイメージ(ニンジャやヤクザ)が詰め込まれていた。
敵の策略で不死身ではなくなったウルヴァリンが、血まみれになりながらも愛する女を守るための激闘に身を投じる。
ジーンの死によるトラウマを克服し、初期三部作では消化不良気味だったローガンの物語を進めてくれたのが嬉しい。
次作で時間軸が変わってしまったから真理子との関係も無かったことになるわけで、これは今となっては残念に思う。
アクションがこれまで以上にヴァイオレンス。ウルヴァリンの切る・刺すの戦闘に痛々しさを感じられるのが良かった。
日本が誇るアクション俳優・真田広之との戦いには、ボルテージが上がらざるを得なかった。日本人として感無量だ。
しかしながら、ヘンテコな日本像がどうしても気になってしまい、最後までストーリーに集中することが出来なかった。
日本ロケが行われているのに、何故こんなに違和感があるのか。この感覚は「ワイスピX3」でも味わったことがある。
風景や雰囲気を切り取る視点が、日本人とアメリカ人では違うのかもしれない。上手く言えないのがもどかしいが…
[以降の鑑賞記録]
2024/08/07:Disney+(吹替)
※修正(2024/08/07)
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