「日本人ゆえの...」ウルヴァリン:SAMURAI nagiさんの映画レビュー(感想・評価)
日本人ゆえの...
2回観たが、2回目は途中で観るのをやめた。
ヒュー・ジャックマンが悪いわけではない。これをつまらないと感じるのは日本が舞台による、日本人ゆえの感性だろう。当然である。2時間一貫してダサい。
それでも、良かったポイントは、新幹線でのバトル、そして、ヒロインのTAOさんの美貌である。彼女は調べてみると日本人らしい。韓国の方かと思っていたが...
また、日本の建築家である黒川紀章氏による『中銀カプセルタワービル』が本編ではラブホテルとして登場する。このビルは建築界では、黒川氏が提唱したメタボリズムという建築理論の代表作として、有名である。が、理論は素晴らしいが実践はどうか、メンテナンスのし辛さ、老朽化などにより、現在は使われていない。そういう訳で、撤去派と保存派で論争が続く建物である。新橋・銀座に未だ鎮座しているので、(建築の良し悪しは別として。)是非観に行って欲しい。また、カプセルの一粒は、同じく黒川氏が設計した埼玉近代美術館にモニュメントらしく置いてあるので、そちらも是非観ていただきたい。
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