「光の見える余韻が…」共喰い 好きこそモノのヘタレなれさんの映画レビュー(感想・評価)
光の見える余韻が…
水・竿・うなぎ・灰色…
少ない要素で、圧倒的閉塞感を描き出したのは流石青山監督です!
半分聞き取れずの剥き出しの方言も。
異様な輝きの光石研と、枯れの魅力の田中裕子の素晴らしい演技で脳内補完バッチリ。
なにより…女は強い!と噛み締める一本でした。
とにかく「目力」に納得させられる作品。
生々しく、息苦しく。
でももがいて…救われる、いやそのはず。
軽いか、お高いかの邦画が多い中。
派手さは無くとも観るべき作品の手本だと思います。
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