「違和感いろいろ」キャリー GokiPinoyさんの映画レビュー（感想・評価）
違和感いろいろ
原作ではなく前作を見てリメイクしたかのような映画。
まず冒頭のプールでの１シーン、アレはなんなんでしょうね。
フェチなデ・パルマへのオマージュとでも言うのであろうか？(苦笑)
一瞬にして、あーあの子がスーかと分かってしまうほど、
見た目まで前作に対して忠実にリメイクしてると言っていい。
そしてこれは「ベストキッド」で感じたことと同じように、
クロエちゃん、実生活での育ちの良さが滲み出ちゃってて、
心身共に健康過ぎて、こういう役には違和感あり過ぎ。
アノ母親に育てられてる筈なのに、あり得んでしょう(苦笑)
だから鬼気迫る演技の母親とのギャップも鼻につくし、
復讐シーンもどうにも説得力に欠けてしまう。
もっと過激で陰湿な話なのに、なんか垢抜けてるし。
さて前作を知っていればの最大の関心事もさらっと外され、
ぜんぜんダメな映画かというと、それは前作と比較した場合で、
これ単体で見ればＯＫ。やはり原作はいい。
私的にも酷いイジメを受けた経験がありますが、
私もイジメた相手を殺せるものなら殺してたでしょうね。
いや、今でも呪い殺してやりたい(苦笑)
救いようのない、悲しい映画。
引きこもりたくなりました(苦笑)
GokiPinoyさん、
返信遅くなってしまってすみません。
相変わらずの遅筆でして……
コメントありがとうございました！
『キャリー』の共感票を入れたと思っていたのですが
まだだったようです。ついでにこちらでコメント返信を。
“キナ臭い”の件、うーむ、そう見えてますか。
他国から見た自国の印象って、自国にいる間は
なかなか分からないものですよね。
『仕掛けて来てるのは向こうだ』とか、
『自分の庭でやることに口出しされる筋合いはない』
という意見がネットを中心に高まりつつあるんでしょうが、
例えば200人くらいの集落の中で犯罪歴のある人間が
口の悪いお隣さんと口喧嘩してたら誰だって緊張しますよね。
まあ僕も某大国政府のやり方は快く思わない訳ですが、
（政府はともかく、個人レベルで話すと良い人も多いと
感じるだけに残念です）
それでももっと冷静なやり方があるんじゃないかと。
なんにせよデリケートな問題ですし、こっちも外交やら
何やらに詳しい訳でもないので、「じゃあどんな
やり方があるのさ」と聞かれると困ってしまう訳ですが、
少なくとも他人を脅えさせたら、同じ穴のムジナとしか
他国からは見てもらえないですよね。
そんなことお構い無しに進むのかなあ、このまま。
今後、妙な話にならなければ良いんですけど。
もうどっか人里離れた場所に引っ越そうかな(笑)。
ま、すみません。個人的な意見です。
外交問題をよそに、今週は『キックアス２』か『大統領の
執事の涙（The Butler）』を鑑賞予定。にしてもヒドい邦題……。
それではまた！
GokiPinoyさん、
コメントありがとうございました！
きびなごと申します。ちょくちょくレビュー拝読させてもらっております。
いいな～、もうご覧になったんですね、リメイク版『キャリー』！
今回は原作寄りになってるのかな、と思ってたんですが、GokiPinoyさんのレビューを読む限りはそういう訳でも無さそうですね。
クロエちゃんは確かに原作・前作と比べて負のオーラをあまり感じない点が気になるんですが（まあ良いことですけど(笑)）、そういう違いも含めて楽しもうかなと思います。
しかし、公開当時は「青春ドラマ」とも見られてたとは。
’77年には生まれてもいなかった若造からすると「カルトホラーの傑作」という印象が強いなので、ちょっと意外。
観れば納得はしますが、かなり苦めの青春映画ですよね……。
ああいう事やる連中は死ぬほど恨まれて当然だと思いますよ。
今回も鬱々した映画だった点は同じだったようで……。
次は明るい映画観て、元気出してくださいね。
あ、ところで『ゴースト・エージェント R.I.P.D』は映画館３D料金2100円で観ました。マニラって良い国ですね（遠い目）。
※文章長いのは僕のクセなので返信お気になさらず。
