「『デュークス・オブ・ハザード(2005/2007)』のちょい洗練されたバージョン」HIT&RUN Blueさんの映画レビュー(感想・評価)
『デュークス・オブ・ハザード(2005/2007)』のちょい洗練されたバージョン
クリステン・ベルとブラッドリー・クーパーの名前に誘われて鑑賞したのですが、騙された感あり。 ポスターもお洒落でサスペンス系なのかと思いきや、おバカなコメディ。 例えるなら『デュークス・オブ・ハザード(2007)』のちょい洗練された感じ。 内容こそ違えど 「この車の次は この車・・・」的な 車大好きな方々にはウケると思う カーチェイス満載。
強盗団の逃走ドライバーから抜けて承認保護プログラム下にあるチャーリー・ブロンソンは 彼女をロサンゼルスに連れていくために 身を危険にさらす・・・というストーリー。
主演のチャーリーを演じた ダックス・シェパード。 感情ががない棒読みなセリフ回しは オーエン・ウィルソンとかぶってます(兄弟かと思った)。 ダックスが作ったダックスのための作品(になっているの)で、盛り下がる。。。 車好きなのは十分伝わりました。
チャーリーの恋人・アニーを演じた クリステン・ベル。 彼女の魅力が十分に発揮されていたと言えます。 いつもおバカなブロンド役が多めですが、こういう知的な役も似合ってる。スッピンも綺麗だし、外見重視のただの恋愛コメディより なりふり構わずに突っ走る役もどんどん演じてほしいです。 クリステン、見直しました!
チャーリーの元相棒・強盗団のアレックスを演じた ブラッドリー・クーパー。。。 ここはウィル・フェレルでも良かったのでは?(花が足りないか。。。苦笑) キャラ作りも中途半端だし、髪型も 服装も 喋りも ついでに威圧感もぜんぜん噛み合わない。 作品を売り込むためのポップ的存在。
チャーリーを保護する監察官役に トム・アーノルド。 ウザ男演技、完璧でした。 最近はテレビ出演が多いようですが、『トゥルーライズ(1994)』や『9か月(1995)』などにも出演していた ベテラン俳優です。
’67リンカーン・コンチネンタル、キャデラックやコルベットなど アメリカン・カーがガンガンかっ飛びます。 作品だけなら2.0。クリステンとアメ車を見れたのと ポスターがカッコよかった点で1.0をプラスして 3.0評価。