「これぞ映画の一級品」許されざる者 つぼさんの映画レビュー(感想・評価)
これぞ映画の一級品
“巨匠”のアニメに落胆した後だったので、「映画ってこういうのだよな」と思える映画でした。脚本、演出、撮影という監督の技量とそれにこたえる役者の演技、それに美術・音楽とどれもが素晴らしく心で感じられる映画を邦画では久々に見ました。豪華俳優陣のキャスティングに目が行きますが、北海道の自然を捉えた映像美と村のセットがすごい。ウェスタン映画のアメリカ西部開拓の要素をたくさん取り入れながらもまったく違和感なく明治初期の北海道開拓の時代を感じられる点も感心しました。
こういうのを見るとアニメ映画の存在意義がわからなくなります。
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