さよならドビュッシーのレビュー・感想・評価
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期待外れ
原作は未読だったが、原作者の他の著書が大好きなので、懐の深いミステリーを期待してました。そういう意味で、期待外れ。何の先入観も無しに観れば、軽いサスペンスタッチの音楽劇として観賞できたかも。ただやはりミステリーを期待してたから、オチがまるわかりの展開には失望してしまいました。
橋本愛の橋本愛による橋本愛の為の映画ならば合格! しかし…
火事で家族や親戚を失い、自身も大火傷を負った天才ピアニスト少女、遥。ピアニスト岬洋介の指導の下、再びピアニストの夢を目指すが、周囲で不可解な事件が起こる…。
第8回このミステリーがすごい!大賞に輝いた小説の映画化。
音楽+ミステリーという食指をそそられる題材だが、さながら80年代のアイドル映画といった感。
橋本愛の橋本愛による橋本愛の為の映画とすれば、ほぼ合格。
それ以外に関しては、難点多々。
まずミステリーなのに、ミステリー要素が薄い。
犯人も動機も、終盤に明かされる意外な真実も、ある程度読めてしまう。
もうちょっとここら辺、ミステリーとしての濃さが欲しかった。
ヒロイン遥が再起する、ミステリアスなドラマと見た方がいいかも。
遥は大火傷を負ったものの、皮膚移植で火傷前と全く違わぬ容姿という設定。
誰がどう見たって、そんな大手術した後に見えない。まんまじゃん!
思わず突っ込まずにはいられない(笑)
ま、橋本愛が可愛けりゃそれでいいんだけど。
ピアニスト岬洋介を演じるのは、現役ピアニストの清塚信也。稲垣吾郎似。
演技もそれなりに頑張り、ピアノを弾くシーンは圧巻の一言!
橋本愛のアイドル映画。
橋本愛の日常姿、学生服、ドレス姿。
…と様々なコスチュームを楽しめると共に。
こんな演技も出来ますよといったイメージビデオ的な作品でした。
話自体は最初5分でオチまで読めます。
話の展開に何も驚く部分は無く「火車」の模倣粗悪品のような話。
そういう意味では安心して橋本愛に集中できます。
橋本愛を堪能する上でノイズになるのが相方の清塚信也。
常時張り付いたような笑顔を浮かび続けており非常に気持ちが悪い。
ピアノの腕で選出されたようですがピアノ要素は殆ど活かされていませんので不要だったと思います。
全編通して橋本愛のアイドル映画である本作。
個人的な希望としてはエンドロール後に彼女の放火シーンが入っていれば最高でした。
最後の最後でそのくらいの裏切り、サプライズは欲しかったです。
橋本愛を大画面で観たい方のみ。
オススメです。
世界観に最後までついていけなかったーー!!(≧Д≦)
ミステリーってのを知らなくて、単純に全身火傷を負いながらも大好きなピアノを弾くためにピアニストを目指す少女の物語だと思ってたら、途中から動機探しをしなければいけなくなり、スタンスを見失ってしまった。(笑)
大オチに頼りすぎてて(というか、大オチが分かってもすっきりしないのがなんとも・・・)、序盤から終盤までの誰が犯人かという煙に巻くやり方が、好きになれなかった。m(_ _)m
橋本愛ちゃんもそこまで、美少女って感じでもなく、かといって正統派クールビューティー路線でもない感じがして、将来どうやって演技の幅を広げるか気にはなる。(○´∀`○)
この監督は、ホラー路線の方がカメラアングルとか観ると向いてるような気がするのは気のせいだろうか…。(´д`)
原作の力!
原作がよかったから成り立っている作品ではないでしょうか…
いや、原作がよくてももっと酷い作品はあるからこれはこれでいいのか…ちょっと考えます。何が気に入らないって主演の2人!セリフを喋ってます‼︎ってかんじがすごくてちょっと受け入れられない。橋下愛ちゃんは感情抑えてるところとかはミステリアスで、何より美人ですごくいいのに、泣くところと母親に怒りをぶつけるところが残念。
それでも、内容と音楽は好きだったのでみてよかったと思います。
演奏シーンは圧巻
ピアニストを目指す遥は従姉妹と共に火事に巻き込まれる。見つけ出された彼女は全身を重度に火傷しており…。
同名小説原作映画。ミステリとしては好き嫌いが大きく分かれるオチではあるが、まさかの本職ピアニストをメインに起用した演奏シーンは圧巻です。
ミステリーですよね
公開の時から気になっていた作品。
でも、劇場公開時には観ることなく。今回は、なぜかGoogleのトップページがきっかけに。先日が、ドビュッシーの生誕151年?だったので、使われていて、それを見て、この映画のことを思い出し、ちょうどBDがレンタルセール中だったので、借りて観たという順序。
さて、中心となる中山七里さんのストーリーについては、原作よんだら面白いんだろうな、と思えるもの。音楽・ピアノを中心に据えたミステリーとしては、面白かった。そうして、主人公の岬洋介シリーズの第1作だということも知った。
ルシアと遥が同じ玄太郎の家で育つことになった、という段階で、おおまかなストーリーは想像がついた。火事のシーンで決定的に。この作品の謎解きは、そういった点ではなく、犯人の動機に移ってしまった。そうして、まさかの加納黒幕の結末。
結局、この映画の中心は、事件のミステリーではなく、前提としての遥(ルシア)の秘密を、どう皆で確認するか、という方向に向かい、コンクールの映像で、それを完結させる。まことに映画的な展開。
その他、演出や脚本について見れば、やや粗い面が目についた。ともに練れてないな、という印象。友情出演?で堤監督が顔を見せているが、その辺り、どう感じていたのか。丁寧な脚本と演出、キャスティングの再考が可能であったならば、もっと面白い映画になったと思う。ただ、主演の清塚信也さんは、別格。これは代われる人がない。いや、辻井さんか。。
美しき音楽ミステリー
展開も見事だし美しき音楽&ミステリー映画で素晴らしかったです。
観終わったあとは強烈過ぎて心の整理に時間かかった。
ドビュッシーの♪月の光がキーワード
終盤に聴けるピアノに涙が止まりませんでした・・・
橋本愛ちゃん天才!美人!おかっぱ!
秘密・・・少女(あえて少女と書きます)は重すぎる秘密を抱えてしまう。
気の毒なくらい・・・
橋本愛ちゃんが綺麗でキリッとした表情の奥にある危うい雰囲気が印象に残りました。
とにかくどんでん返しというかビックリなストーリーなのです。
ミステリーなので謎があって犯人がいるのですけどそこも予想外。
私は原作を読んでいなかったので自然に入り込めて楽しめたのかもしれません。
グイッと引き込まれる魔法のような感覚で衝撃的でした。
私も音楽に救われることが多々あるんですね。
その旋律に素直になれて心が洗われてゆく経験は誰にでもあると思います。
橋本愛ちゃん演じた少女が音楽によって心を開いてゆく過程も見所だよ。
ミステリー、なのか?
第8回「このミステリーがすごい!」大賞に輝いた小説の映画化。
原作は読んでないため、どのくらい凄いミステリーなのか分からず、
とりあえず観ていくと…エ?これってこういうことなんじゃないの?
なんていう核心が早い段階で確信に…(結局アタリだったりして^^;)
まぁそのあたりの…サスペンス(以降も続くんで)としての観応えは
人それぞれになるのかなぁーという感じなんだけど、
そんなことより配役の妙、というか^^;面白い人を設定してますね。
なんですか、あの叔父は。あの刑事は。父親は柳ユーレイ^^;だったし。
ミステリーなのか、はてまたギャグなのか。
まぁ何にせよ、最後まで退屈はしませんでしたけれども。
いかにもな設定によく似合う橋本愛。最近引っ張りだこですねぇ。
何ともいえない目力を発揮する女優さんで、巧いとは思うんだけど、
どうもこの子は感情を爆発させる場面(ツナグの時も)が苦手っぽい。
一生懸命に泣き叫んでいるんだけど、ちょっと違う^^;
力の入れ方が痛々しく見えて、ちょっと可哀想になってくるんだけど
この難役(感情面で)をよく演じ切ったと思う。
何しろ周囲があんな感じ^^;の中、ピアノの先生(清塚信也)とよく
頑張ったと思う。二人の熱演でなんとか最後まで観れたような気が。
この実際にピアニストである清塚さん、初めて観たんだけれど、
ゴローちゃんか?(ゴメン)と見紛う髪型で、立ち姿なんかも似てる。
それは演技としてのポーズなのか?なんて疑いながらも、
さすがの演奏シーン(本業ですしね)、演技の方も悪くはなかった。
物語の筋とは関係ないだろうが、彼がピアノに対して語る想いの丈が
本当に好きなんだな~ピアノが。というのが見てとれて好感が持てた。
橋本愛も演技に余裕が出てくるようになれば、もっと観応えある役が
こなせそうな感じがするぞ。頑張れー。
おそらく原作が良いのだろうから、
もっとそっちで観応えがなければいけないんだろうが、ミステリーと
しては普通の仕上がりで、ピアノ演奏(それこそドビュッシー)に酔い
しれながら、数奇な運命をどう受け入れるか考えたくなる課題作品。
(指が動かなくなるなんて不安だよね。私もたまにパソコン中に…^^;)
なんとも複雑な気分
特に興味のない映画だったがHPの予告編の映像が悪くなさそうな雰囲気だったので、何の先入観もなく劇場へ。原作は読んでいない。
見る人が見れば、大した謎解きでもないストーリー、設定、演出なのかもしれない。演出の妙?私は術中にハマり、最後まで気付かなかった・・・(ただ、伏線はあった)
最後に一番の謎が解けて、なるほどとも思えるし、ストーリーのその後を考えると複雑な気分にさせられる。
ラストシーン、エンドロールはあれで正解か。
ただ、叔父さん、肝心の演奏を聴いていないのはいかがなものか、とか舞台にちょっと出てくるのは余計な気も・・・
(ストーリー上、しょうがないとはいえ)
演奏される「月の光」は心地よかった。ただ、演奏を聴いた後の観客の反応がやや演出過多の印象も・・・(悪くはないが)
もう一回観てもいいかも。
警察関係の演出が安手な感じもして、やや評価は下げた。
ミステリー要素は軽めです。
一応ミステリーです。
でも、この作品の最大の秘密は冒頭で分ります。
ですので、謎解きの要素はあまりありません。
秘密を抱えた女子高生の心情が、ピアノを通して描かれます。
某缶コーヒーのCMが印象的な女子高生役の橋本愛さんですが、
本当にピアノの練習をしたようですね。
相手役のピアノ教師は、現役ピアニストの清塚信也さんなので、
劇中のセリフにあるピアノの薀蓄は説得力あります。
本格ミステリーを期待しないのなら、観て損はないでしょう。
で、3.5点です。
作品の解説文、ちょっと違うような気がします。
殺人事件は起こりません。
あと、三ツ矢雄二さんがおすぎにしか見えませんでした(笑)
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