「なんとも複雑な気分」さよならドビュッシー kita-kituneさんの映画レビュー(感想・評価)
なんとも複雑な気分
特に興味のない映画だったがHPの予告編の映像が悪くなさそうな雰囲気だったので、何の先入観もなく劇場へ。原作は読んでいない。
見る人が見れば、大した謎解きでもないストーリー、設定、演出なのかもしれない。演出の妙?私は術中にハマり、最後まで気付かなかった・・・(ただ、伏線はあった)
最後に一番の謎が解けて、なるほどとも思えるし、ストーリーのその後を考えると複雑な気分にさせられる。
ラストシーン、エンドロールはあれで正解か。
ただ、叔父さん、肝心の演奏を聴いていないのはいかがなものか、とか舞台にちょっと出てくるのは余計な気も・・・
(ストーリー上、しょうがないとはいえ)
演奏される「月の光」は心地よかった。ただ、演奏を聴いた後の観客の反応がやや演出過多の印象も・・・(悪くはないが)
もう一回観てもいいかも。
警察関係の演出が安手な感じもして、やや評価は下げた。
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