「クロエ・モレッツ萌え映画」HICK ルリ13歳の旅 ヴァルさんの映画レビュー(感想・評価)
クロエ・モレッツ萌え映画
ロードムービーのようでロードムービーではないような・・・はたまた、成長物語のようで成長物語でもないような・・・何とも掴みどころのない作品でした。
まあザックリ言えば家庭環境に恵まれない田舎の家出少女が憧れの都会を目指しヒッチハイクする映画だったのでしょうが、実際のところはソフトタッチとは言えほとんどサイコ系スリラーだった気もしますしね・・・。
結局何をしたい映画だったのか、いまいちよく分かりませんでした。
でもまあよくよく考えてみれば、13歳のちょっとスレた少女が1人で都会を目指して家出したらこう言った危険な目にあっても不思議ではないと思うので、こんな展開もアリと言えばアリな気もしないではないですが、スリラーにしては意外性や驚きもありませんでしたから、どっちにしても中途半端だった印象は否めませんでした。
旅のお供エディ・レッドメインや終盤登場するアレック・ボールドウィンの人物像も見たまんまでしたし、豪華キャストの使い方も何か勿体なさ過ぎた印象ですね。
とりあえずクロエ・モレッツ目当てなら(それ以外の方が見るとも思えませんが)、間違いなくクロエは堪能できますので見て損と言うことはないと思いますが、内容目当てでの鑑賞は危険ですのでご注意を。
私はクロエ・モレッツ目当てでしたので、何だかんだ言いつつもコッソリとクロエを堪能した口ですけどね・・・。
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