劇場公開日 2013年2月23日

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遺体 明日への十日間のレビュー・感想・評価

全27件中、21~27件目を表示

2.5残念な映画

2013年4月18日
PCから投稿
鑑賞方法:映画館

悲しい

難しい

西田敏行さん以外に相場さんの役をこなせる役者はいないでしょう。その意味で、文句は全くないのですが・・こんな腑抜けの根性無し、使命感の無い市職員っていますか?これは、釜石市役所職員に申し訳が無い。遺体安置所に配属されて翌日もスカートを穿いて来るバカ職員が本当にいます??
西田さん扮する初老の民生委員、相場さんはかなりリアルと思いたいのですが、脇を固めるべきキャストがお粗末過ぎました。佐藤浩市さん扮する検視医も全くダメです。名優佐藤浩市を殺してしまう演出に愕然・・。
 興業収益を被災地寄付、キャストも異例の低ギャラ出演と、復興への一助にと言う志の高さで評価2.5としますが、作品としては1.5が精々の凡作です。
この映画を観て復興への手助け、と思われるなら直接、義捐金を送られる方がよろしいかと・・そんな気持ちで映画館を後にしました。
全く残念でした。

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男女ノ川

5.0この内容を映像化した努力に感動

2013年3月23日
PCから投稿
鑑賞方法:映画館

泣ける

知的

「遺体」に尊厳をもって対する人たちの姿。遺体も大事な命の姿であること、生きている遺族への励ましとなることなど、あらためて感じることが出来た。

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おが

4.0観て考えるべし。

2013年3月6日
PCから投稿
鑑賞方法:映画館

泣ける

悲しい

怖い

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ハチコ

4.0震災の新たな一面を見られた。

2013年3月3日
PCから投稿
鑑賞方法:映画館

悲しい

知的

難しい

被災地において遺体安置所が開設されることは
知っていた。しかし、多くが報道されないことなどから
その実態はほぼ知らなかった。

この映画を観て、少なからず遺体安置所の実態を
知ることができ、震災(災害)による死をより深く
考えさせられるきっかけになった。

岩手県釜石市の一つの遺体安置所を舞台としていたが
この映画のような状況が被災地各地で起きていたと
思うと非常につらい思いを感じる。
一人ひとりの命にそれぞれの人生があり
数百人、数千人という数では語れないことを強く印象づけた。

いっぽう
映画の構成として、若干淡々とした感じがあり
物語性はほとんどありません。
働く人の心の変化は少しありますが、
内容の薄いドキュメンタリーのような感じです。

あと、個人的な体感ですが。
カメラワークで特殊な感じがあり
座席の位置も悪かったのですが
若干気持ちが悪くなりました。
(前列はおすすめしません。いつもより後ろをおすすめします。)

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ぽ

4.0ほとけさま

2013年2月27日
PCから投稿
鑑賞方法:映画館

悲しい

知的

つらく、悲しい作品でした。

心に 深く響きます。

画面に映し出されるのは、ほぼずっと、ご遺体の映像。。

そのご遺体に、優しく、優しく接する西田さん。

震災が、どれほどのものを 奪ったか、

そして、どれほどのものを

また 人間が 与えられるのか。

そんなことを、考えました。

ひとつ確かなのは、「フジ的な作品」ではないということです。

真正面から、震災を見つめた作品に、

是非 足を運んで いただきたい、と思います m--m

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まごちゃん

5.0他の映画とはちがう映画

2013年2月27日
PCから投稿
鑑賞方法:映画館

泣ける

悲しい

君塚監督、フジテレビ制作とくれば、いつもなら、しつこいほどのテレビCMと特番の嵐。
でも、この映画は違う。いつのまにか、封切を迎えた。
興業的には、非常に不利なスタートではないか。
おそらく、テレビで放映されることもないだろう。(出来ないだろう)
体育館に横たわる数十の遺体は、御茶の間にはあまりにショッキングで、扱うテーマとしても、軽々しく「見てね!」といえるものではない。
そんな映画を、あえて、作ることができたのは、大ヒットを連発してきた、君塚監督やフジテレビだからこそなのかもしれない。
収益は、被災者に寄付すると宣言していることからも、この映画が、稼ぐためのものではないことは明らかだ。
その目的は、報道が一切取り上げられなかった、壮絶な事実を、ありのまま残すということだけ。
死者行方不明2万人弱という数字と、テレビで流される報道映像の間に、何か大きな隙間があるような気持ちがしていたが、この映画を見て、それが何かがわかった気がした。
無邪気に「がんばれ!」という言葉を被災者に掛ける前に、この事実を知った上で、少しでも、被災者の心に近づくべきだと思った。
勇気をもって、この映画にたずさわった全ての人に、拍手を送りたい。

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ジョルジオ

4.5悲しみは終わらないのか

2013年2月21日
PCから投稿
鑑賞方法:試写会

泣ける

悲しい

怖い

試写会にて

震災の時は、避難所の事は、ニュースでも解っていましたが、
遺体安置所に関しては、この作品を観るまで、
正直忘れていた、というか意識がありませんでした。

西田さんに関しては、当初「笑わす」存在かと思ってましたが、
どんどん西田さんの役柄に惹かれていきました。
身元を特定する為に、検視する医師(佐藤・柳葉)たちの、
次々と、知り合いや自身の患者を診る事の辛さ、
ご遺体と向き合う家族、そして捜索をする人々。
志田未来が小さな子供の遺体が運ばれた時の叫びや
子供を助けられなかった母親、死んだ母に化粧をする娘
そして、和尚(国村さん)のお経を唱えるシーンと、
嗚咽が止まりませんでした。

なんだか、少しづつ忘れていきそうで、
この作品を観て、改めて忘れてはいけない現実だった事、
確実に戦っている人がいるという事を、認識しました。

本当に本当に、出演されたみなさん、本当によかったです。

「早く前を見て歩き出して」
という事は簡単で無責任かもしれませんが、
未だに復興も進んでいない状況や、
終わらない苦しみに苛まされている方々の事を、
少しでも理解出来れば、と思います。

ぜひ、ご鑑賞下さい。

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とく