「地獄絵図」遺体 明日への十日間 odeonzaさんの映画レビュー(感想・評価)
地獄絵図
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3.11東北大震災、釜石の廃校となった中学校の体育館が臨時の遺体安置場に、次々運び込まれる遺体はブルーシートに覆われているもののゴミ同然の地獄絵図だから観ていて辛かった。原作は遺体安置所のボランティアもしていた石井光太さんのドキュメンタリーだそうだ。
見かねた民生委員の相葉は以前葬儀社にいた経験から現場監督を市長に願い出て着任、遺族思いの相葉の対応が功を奏し、医師や住職の支援もあって荘厳な安置所に様変わり。冒頭、老人たちの卓球シーンでコミカルな演技だったので未曽有の大災害映画には不適かと思いましたが、震災以降は抑えた演技で大熱演でした。ご冥福をお祈りいたします。
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