「原作ファン」遺体 明日への十日間 クリストフさんの映画レビュー(感想・評価)
原作ファン
映像化したという努力は良しとして、
そこに西田敏行とか佐藤浩市、柳葉敏郎とか、
名だたる役者揃えちゃったら、
もう完全に「ドラマ」。しかも「君塚ドラマ」。
「聖人:西田敏行」の「ドラマ」でしかなかった。
その割に、主役の西田敏行なんか、
しばらくしないと何やってる人か分からない。
震災の説明のテロップとか付けるなら、
役名の肩書きとかも登場したところで付けないと、
(どこに住んでる誰とか、市役所何課の誰とか)
何するべきの人かさっぱり。
描いてる場面も震災後の10日間なので、
伝えるメッセージも薄いモノしかない。
そもそも西田と國村隼を並べちゃマズイだろ。
こんなとこにヤ○ザがいるぅぅぅ!、てなっちゃう。
役者では、方言の徹底さは無かったが、
志田未来と勝地涼は良かったかな。
ただ勝地が心変わりするきっかけとか脈絡とか、
全然分からんかったけどね。
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