「消化不良じゃないんだが・・・」劇場版 あの日見た花の名前を僕達はまだ知らない。 斎条 恒軌さんの映画レビュー(感想・評価)
消化不良じゃないんだが・・・
他のレビューにも書かれている通り、使い回しが多いです。
特にオチ、ありゃないでしょう。そりゃいいラストだし泣くよ。泣くけどさ・・・
まあ構成や脚本、演技などの映画としての要素は申し分なく合格点です。
でも言っても使いまわしは全体の半分(それでも多いよ!)くらいなんで、ハイ。
使いまわしたことによって、初見の人にも分かりやすい内容になったかな、と。
もしそれを狙ってたのであれば僕は使い回しを責めませんよ。むしろ褒められるべきです。そういう演出だったんなら仕方が無い。
もちろん新しく描かれたカット、追加分の声優の演技。もう素晴らしいです。ほとんど追加分だった前半部分でもうちょくちょく泣きそうになってましたからね、僕なんか。
ともかくスタッフの皆さん、本当にお疲れ様でした。感動をありがとう!!
追伸
スタッフロールで噴き出しそうになりました。ここまでこだわるのがアニプレクオリティとでも言いましょうか。巻きの後にまた話しが続いてるので、終わった後も席をお立ちにならずに最後までご観賞ください・・・ いやもうホントにね、巻きで立たなくてよかったと心から思うわけです。理由は劇場で是非、ご自分の目でお確かめください。
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