図書館戦争のレビュー・感想・評価
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キュンっとします。
本のために戦争?無理ある設定だなぁと内心、思いながら劇場に観に行きました。
しかし、始まってみると世界観に違和感もなく、「メディア良化法」うまいコト考えたなぁ。
お転婆娘に美人の親友、鬼教官、敵対する同僚。
ベタなキャラ設定がまた良く、話のテンポも最高です。
言葉選びや、セリフの間も抜群で久々に映画館で声を出して笑いそうになりました!(*^^*)小牧教官がナイスすぎます!
榮倉奈々さん演じる笠原は本当に、憎めなくて可愛くて、恥ずかしくてみていられなくて、とっても素敵なヒロインでした∩^ω^∩
戦闘のシーンも迫力があり、銃撃戦も肉弾戦も迫力満点!
岡田准一さんの身のこなしが本当に素晴らしく、さすが堂上教官!と惚れ惚れしました。
しかも岡田さんの声が、イイ声なんだなぁ…。
鬼教官の声色が優しくなるたびにキュンキュンしてしまい、堂上教官に心を鷲掴みされた私は劇場帰りに図書館戦争の書籍を買ってしまいました(*^^*)
図書館戦争、お気に入りの作品に出会えて幸せです(*^^*)
岡田准一のアクションをもっと巧く描いて欲しかった
本日5月1日、GW真只中、しかも今日は映画が1千円で観られる日ともなれば、流石にシネコンには観客が溢れているのは当然だ
映画好きの私には、久し振りに混雑している映画館で映画が観られるのは嬉しいものだ。
229座席は殆んど満席だった。制服姿の学校帰りの高校生が多数いた。
終映後、学生達の多くは面白いと口々に語っていた。まずまず成功した映画と言えるのだろう。
しかし、私には不満の残る、感動の無い、駄作に感じられた。
自衛隊の全面協力が有ってか、戦闘シーンがリアルな映像で、これまでの邦画界の戦闘シーンにはみられない、珍しく見応えの有る作品として迫力を発揮した。
それは認める。だが、そこにこそ大きな矛盾を感じてしまい、感情移入どころか、感動を微塵も感じられないばかりか、不快な作品となった。
この原作はたとえベストセラーではあっても、決してこんな話は、実写映画向きでは無いと私は考えるのだ。子供向きのコミックや、子供TVのアニメで、全くの架空の話で、有り得ないストーリーをTVで、無料で観させられるのならば、それならば、まだ我慢は出来る。
TVはあくまでも消耗品と言うのが前提である。
しかし映画は一つの芸術作品でもある。劇場に足を運んで通常では1800円の入場料を観客に払って頂いて、観て貰う作品である。
映画を企画する、プロデュサーには、その事を忘れて欲しくは無いのだ。
ベストセラー=ヒット作に成るOR制作費の元が絶対取れる=映画化は可能
こう言った方程式は、他人のお金を何十億も集めて制作するので、回収率を計算する以上は当然だが、回収出来そうならば、制作にGOを出すと言う考えならば、今後の邦画界に未来は無い。
そして70年前の小津安二郎監督が制作した「東京物語」が世界から今なお高い評価を得ているが、小津監督作品を産んだような、後世にも残る名作を作る事は今後の邦画界には出来なくなってしまう。
奇しくも石坂浩二のセリフに「たかが、本だ。これ以上血を流すな」と言う様なニュアンスの発言をさせていた。正にその通りなのだ。言論の自由、宗教、思想の自由は憲法でも保障されている事だ。日本は法治国家であり、自由経済の国家に於いては憲法で保障されている事を守る事は最も大切な事である。それが、もしも脅かされてしまったら大変な事態を招くとの、気持ちからこの作品はマスメディアの重要性、偏りの無い報道の大切さ、自衛隊の専守防衛をテーマに、愚かな戦争を繰り返す事の無い、反戦を訴えた映画と言う事になるのだろう。しかし、言論、思想の自由は平和に生活するためには大切な事柄だろうが、例え話を図書館での、本を読む自由を死守する事で、戦争を起こす話にしてしまっては、余りにも無理難題で、軽薄で、幼稚である。これでは、震災でも一生懸命に働いて下さった自衛隊隊員に対しても失礼だ。警察に対しても失礼だ。
警察も自衛隊隊員も、国民を守る為に、時に自分の身の危険を顧みずに自分の命と引き換えにして働いている人達だ。
私も、映画と本の愛好家である。言論の自由を一番必要としている人間だ。
しかし図書館で本を守るための、防衛隊と自衛隊の戦争話と、それに警察隊達の鬩ぎ合いなど、真平ゴメンだ。こんな事で、お茶を濁さず、自由思想と、平和憲法を守りたいと言うテーマならば、堂々と反戦映画にするべきだ。
本当の戦争の話を描いて欲しい、そしてその中で、反戦を描けばよろしい!
或いは、小津の「東京物語」の様に、戦闘シーンを描く事が無くても立派な反戦を軸にしている作品を作って欲しいものだ。
岡田准一が「SP」では、六本木での車上のアクションシーンが素晴らしかったのに、今回は、格闘シーンも、あれ程巧く効果的には彼の力を発揮させる事が出来ていないのが残念だ。
本当は評価を1にしたいところだが、岡田准一の努力を買って2と言う事にする。こんな酷評をアップ出来るのも言論の自由が認められている今の日本に暮らしていられるからだ。その事に感謝したい。この映画が描く日本にならないよう祈っている。
消化不良
戦争の中での人間ドラマを描いた戦争映画なのか、少女マンガの恋愛映画なのか、はたまた(ちょっと無理のある)状況設定に至るまでの政治家の野望を描いているのか、単純に善と悪との戦いなのかよくわからない、例えが上手くないが、和洋折衷の何の料理かわからないものをレストランで出された感じを覚えた。しかも話しが間延びしていて長い。キャスティングもしっくりこない感じがした。岡田さんの良さがあまり出ていない。個人的に見所と思えたのは岡田さんの格闘シーン。いろいろライセンスを取得しているとテレビ番組でやっていたが本格的な肉弾戦は見応えあり。
リアルな世界観でした
図書館と戦争、というある意味絶対つながらないはずの単語が見事にリアルな世界観で繋がりました。
本の中でしかありえない話なのに、映像化できるはずがない、と思っていた自分が間違ってました。
想像以上、それどころか、何倍もよかったです!!
少女漫画を読み終わったような感じ。
内容を全く知らないまま観たのでとても楽しめました。
もっと堅苦しいハードボイルドな内容かと思っていたのですが、いい感じに軽いし恋愛強めだし、はじめはこの設定にうまく入り込めなかったけど話が進むうちにハマっていき、久々にムネがキュンキュンしました。
かっこいい!の一言に尽きる
原作も読みましたが、キャストがピッタリだなーと思いました。身長が低くて顔はイケメンで運動神経バツグンの役は岡田くんにしかできないだろうし、身長高くてハツラツとした役も榮倉奈々にピッタリ!!ストーリーは知っていたのでどうなるんだろうというワクワク感はあまりありませんでしたが、アクションシーンはとても迫力があって劇場で見る価値ありだと思いました。そしてなにより!ストーリー知ってても、岡田くんというイケメンが演じることによってセリフのひとつひとつにキュンキュンしてにやにやしてしまうのは避けられませんでした(笑)
結構良いです。自衛隊は、大サービスだな。
シリーズ発行部数400万部を超える大人気小説の映画化。いきなり言ってしまいます。イイです!結構良いです!
主演は、雑誌『ダ・ヴィンチ』の読者投票で、それぞれ1位を取った岡田准一と榮倉奈々。いやぁ、投票一位だけあって、確かにイメージにピッタリの配役ですね。岡田君は、格闘技の素養があるんで結構見せています。検閲に対向する戦闘は、基本的に火器を使った戦闘なんですが、接近した格闘戦もあって、随所でその妙技を見せています。他方、榮倉奈々も健康的で元気な笠原を上手く演じています。ただやっぱり、火器の構えはちょっと苦手かもしれませんね。ちょっと構えが緩かった。
驚いたのが、児玉清さんが“出ている”事。もっとも、日野の悪夢で児玉さん演じる稲嶺は犠牲になったことになっているので、“出演”は写真での出演にとどまりますが。でも、稲嶺は児玉さんのイメージとも言われていますので、そのイメージを壊さないようにと言う事なんでしょうね。そのため、映画版オリジナルの登場人物として関東図書基地司令仁科巌が生み出された事になるんだと思います。
堂上の相棒(?)の小牧が、田中圭ですか。堂上と違い、優しく諭すような小牧のイメージに合っていました。それと、原作でも時折描かれている、体を折るようにして笑う仕草は、映画でも再現。なるほど、ああ言う風に笑うんだな。想像通りだけど。
柴崎麻子を演じたのは栗山千明。原作でも柴咲と笠原の寮での生活シーン(入浴含む)がしばしば描かれていますが、映画でも当然のごとく、そのシーンはありました。入浴シーンもね。まぁ、どちらも人気女優なので、流石にサービスカットにはなっていませんでしたが。ところで、栗山千明が「特別出演」で、明らかに格上の石坂浩二や、リアルに特別出演であると思う児玉清が、特にそういうクレジットが無いのは何故なんでしょうね?
いやぁ、それにしても、この映画。防衛省・自衛隊が大・大・大協力ですね。だって、基地のシーンなんて、明らかに本当の自衛隊の基地だし、ヘリには「関東図書隊」とか書かせているし、凄い。「専守防衛」「守るために戦う」と言う事が、まさに自衛隊の存在意義にも合うということなんでしょう。最後のクレジットで、“航空自衛隊航空幕僚監部広報部「空飛ぶ広報室」”とあったのは、原作者がどちらも有川浩だし、制作しているのはどちらもTBSと言う事情が作用したものと思われます。
仁科という、映画オリジナルの登場人物はありましたが、概ね原作にそって映画化されています。堂上と笠原の実写の掛け合いが好印象。また、戦闘シーンも、結構圧巻。自衛隊の協力の賜物ですね。
それにしても、今年は有川浩作品の映像化が多いですね。この作品のほか、『県庁おもてなし課』も映画化(しかも、こちらも主演はジャニーズの錦戸亮)、『空飛ぶ広報室』は、この作品と同じTBSでドラマ化。それ故に、上記に記すようなことがあったのかも(笑)。
百科事典みたいな映画。
"本を守って戦う姿"から、さらっと反戦を伝える良作。
ツッコミどころ満載に始まり、
ベタあまラブストーリーに激戦アクション、
本好きネタなど多彩なジャンルが内包されていて面白い。
榮倉奈々が良い!
バカまっしぐら過ぎない程よい塩梅のキャラクターで爽やか好印象。
意外と面白ーーい!エンターテイメント映画
映画を十分楽しめたました。
読書の自由、これを奪われる時代がある訳ないなぁ。。って偏見はさておいて
物語は、細かく練られていて随所に昔の榮倉奈々の王子様説がうまーく、うまーく入って来ます。
それが、誰かは。。。説明なんかなくっても、わかるんですが
エピソードの差し込み具合と奈々ちゃんのすっとぼけぶりがぴったり!!
そして、やっぱり極めつけは、岡田君のアクションと演技でしょう!
あんなに小さく見えても、存在感はすごーく大きいし、
最後の最後には、かっこ良く見えてしまうぅ〜〜!!!
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