藁の楯 わらのたてのレビュー・感想・評価
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いいところも悪いところも
最後の10分は不必要。
人間の感情を徹底的に煽るだけだったら、銘苅が清丸への憎悪に駆られたアノ瞬間を十分に描くべきだった。「正義論」を説く映画にしなくて良い。
配役としても
大沢たかおと「クズ」の藤原竜也は十分だったが、岸谷五朗が演じる奥村武は、役どころも演技も中途半端。永山絢斗にいたっては、折角の役をこれまた中途半端な「オニィちゃん」にしてしまっている。
ところで、余貴美子はいつ「脱出」?お金は?
話題ほどには・・・
藤原さんのいい仕事
藤原竜也の芝居がかった大げさな喜怒哀楽の受け皿としては、完璧な役どころだったのではないか。それぐらい観てるこっちを本気でイライラさせ、引きつった笑いをもたらし、心からのため息をつかせる、非常に効果的、かつ隅々まで行き届いた人間のクズが仕上がっていた。
そんな完璧なクズを使って理性を試される2時間。精神的苦痛を与えるどころか、全力で狂わされる。もう何のために何をするべきか、訳がわからない。
信念を貫き続けることの困難さと意味。
このテーマで邦画を作ると、とてつもなく重くて暗い作品になりそうだが、ハリウッド級のアクションシーンや演出が、重々しさをうまく発散している。
役者の演技も良く、画面映えもしてちゃんとテーマもある。
あれ?もしかして結構いい映画なんじゃない?
なかなかに面白かった
基本邦画に期待しないたちで、三池監督の過去作も鑑賞したものはあまり好きではないので、過度に期待せず鑑賞しました。
原作は読んでませんが、あまりに過剰な設定は邦画らしいというか、小説原作もこうなのかな?と思うほどでしたが、究極の選択のジレンマみたいなものを上手く映像化していたと思います。博多発の新幹線車内に拳銃所持した人がやたら多かったのは、逆にリアリティなのかもとニヤついてしまいました(笑)
レビューは評価がイマイチの様ですが、アクションの要素を含めたクライムムービーとしては、邦画に珍しくスケール感のある映像で見ていて飽きなかったです。CG然とした場面も少なかったし、なかなかの大作なのではないでしょうか?
問題提起というほどのテーマはありませんが、主人公の苦悩やジレンマ、エンディングに繋がるありきたりのハッピーエンドだけではない感じが、私にはちょうど良かったです。知り合いにも勧めたいレベルでした。
ただ、一点だけ。三池監督作は何かいつも尺が足りなくて端折られたように感じるところが確かに多いですね?もう少し主人公への感情移入、伏線などに時間を割いて貰いたかったです。
正しさとは何かを問いているの?
嫌いじゃない。
しっかりと見応えあった
観て良かった
一生の問題
最初から最後まで目が離せない。
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