藁の楯 わらのたてのレビュー・感想・評価
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面白い作品でした
とても面白いストーリーでした。
高校生辺りに学校映画鑑賞させても良い位。
悪と言う物を滅ぼせば個人はスッキリするでしょうが、それが残された人間の為になるのか?と言う壮大なテーマ。
ただ、ある程度の歳を取らないとちょっと理解できないかも知れない。
親、伴侶、子供、孫と言った家族への愛が全体を通したテーマになってるし。
そして世の中で一番不幸なのは、貧乏でも無学でもなく、精神を病んでしまう事。
そんな子育て理論が理解できる人なら共感出来るかもしれないが、未成年者にはちょっと敷居高いかな。
ただ、中学生に「蒲田行進曲」と言うさらに敷居の高い映画を見せた自分の出身バカ中学よりはこちらの映画の方がマシかと。
流石に蒲田行進曲は映画背景、ストーリー、中学生には何ら共感できる点が無かったわ。
胸糞悪い
主演の大沢たかおさん、藤原竜也さんの演技力。
映画後半、大沢たかおさんのセリフでとても印象に残っているものがあります。「5人の中で1番お前を殺したいのはこの俺だ。」任務と自分の気持ちという中で葛藤しているのがこの一言で表されていました。自分ならどうするか。殺してしまうのだろうかと終始考えていました。
藤原竜也さんの幼稚でサイコパスな役でしたが、さすがの演技力です。映画としては、胸糞で誰1人幸せになれていません。
低評価なのが信じられないクオリティ
10億で他人を殺せるか?
クズを殺さず守れるか?
WOWOWシネマで鑑賞。
原作は既読です。
作品のアタリ・ハズレがめちゃくちゃ極端な三池崇史監督ですが、本作は完璧なアタリ、てか大アタリ。テンポ良くサクサクと、しかし緊迫感を忘れず、しかもテーマが散漫になっておらず、しっかりと訴え掛けて来ました。
こんなクズ、守れと言われても、正直守れる自信ない…
[余談]
清丸たちが乗っていた新幹線ですが、なんか台湾新幹線みたいなデザインだなぁ、と思ってたら、本当に台湾新幹線が撮影に使われていたみたいで、びっくりしました(笑)。
犯人の命に10億円の賞金を懸ける
凶悪犯に殺された少女を孫に持つ財界の大物が、犯人の命に10億円の賞金を懸ける。日本全国がにわかに殺気立つ中、警視庁は5人の警官に犯人を護送させようとするが、次から次へと邪魔者が現われ凶悪犯を九州から東京まで護送できるのか。と面白そうな話だけど、護衛警官が犯人に殺されたり、護衛警官が主人公一人でタクシーで護送したりと、現実離れしてて残念だった。
【鑑賞後の気分の悪さが半端ない作品。それは、藤原竜也の怪演に起因するのは間違いない。】
ー2013年当時、藤原竜也は”あの声で”叫んではいなかった・・。-
幼女二人を殺めた人間の屑、清丸(藤原竜也)に、孫を殺された財界の大物・蜷川(山崎努)が”懸賞金10億円を出すので殺して欲しい”という新聞全面広告を掲載するところから物語は始まる。
身の危険を感じた清丸が出頭した福岡から、警視庁へ移送する5人のSPと刑事達。
お金に困った人たちが、清丸を衝け狙い、次々に襲い掛かる。(警官も範疇に含まれる。)
だが、次々と刑事、SP達は殺され・・。
■スリリングなアクションはなかなか。
・序盤の大型トラック前転シーンなど(CGかな?)
・キヨマルサイトの情報提供者は誰だ!
■”突っ込み所満載”の映画である。
・え、10億円程度で身の危険も顧みずに”人間の屑”を殺しに行くかなあ・・。(後から、理由は明かされるが同情すべき人もいるが、ギャンブルでの借金返済のためって・・)
・わざわざ、警視庁に連れて行く必要があるの?(これを否定すると、映画になりませんが・・)
・清丸の猟奇的気質を育んでしまった背景がしっかりと描かれていない。(お母さんは、責任を感じて自死するような方だし・・)
<ラストの清丸に死刑宣告が下された後の彼のセリフが、もう・・。
しかし、藤原竜也が醸し出す狂気の片鱗は感じたかな。>
■”きうちかずひろ” 監督・脚本作としては、勝手ながら
「アウト&アウト」をお勧めしたいと思ってしまった。
悪人を守る仕事の意義とは?
キャスト最高です。
年齢ゆえにキャストの顔ぶれの豪華さはみやすくていいですね、期待感高まる。
題材からして暗そうだな〜と
みててやっぱ暗いな〜と
やっぱ無念の死が描かれて辛くて悲しくなる、無念ゆえにモヤるし。
油断シーンが随所にある、そこかよみたいな。
主人公たちは長距離移動して疲れが出てるんだなと勝手に補完したけど。
もっともっと混乱が生まれるかと思ったけど…ちょっと物足りない。
でも終わりの大沢たかおの迫力シーンで評価上がった。
怒りの気持ち告白のシーンは見どころだぞ!って身構えてたら、本当にとってもこわかった。
洋画では感じられない、怒りが伝わるシーン?
世のオジサンが若者に捲し立てるあの感じが濃縮された…、(て言うとつまらなそうだけど)自国映画でより強く感じたんだと思う。
圧倒されて俳優はすごいなあ〜ってみれました。
感情移入めっちゃするんで、自分もきっと空想のストーリーをたててその想いを抱いて生きてくんだろうな〜と
このシーンはとっても入り込めました。
藤原竜也のこういった役のはまり方は何回見ても不思議。
松嶋菜々子が高校生くらい若く見えて、他にも豪華キャストで、総合的にとっても楽しめました。
藤原竜也は変態にみえない。
つっこみどころは沢山ある。
あんなに何十台も護衛するかー?その割にSPふたりって。とかね。
でも題材に常に問われ考えさせられる時点で映画としては勝ちなんだと思う。
世の中に死んでいい人間なんていない
って何かの映画では力説してたけど
死んだほうが良い人間はいるんだよ。
どうやったって悪な人間。
藤原竜也は熱演してるんだけどそういう意味で本当にヤバい人には見えないのが残念。
瑛太が他の映画で大人になった酒鬼薔薇聖斗をやってたけどリアルだったよ。
ラスト清丸が死刑になっても白岩と永山エイジの役の死は無駄だったとモヤっとするラスト。
リアリティ皆無
珍しい題材
犯人を安全に輸送する事が目的の作品故に、展開がいまいちパッとしない。藤原竜也演ずる清丸の態度に終始イライラ。人がお金でいくらでも動かせることの虚しさに嫌気がさした。
随分、高評価ですね。
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