劇場公開日 2013年4月26日

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藁の楯 わらのたてのレビュー・感想・評価

全229件中、181~200件目を表示

5.0役柄のプロ意識と、演技のプロ意識に感銘

2013年5月19日
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鑑賞方法:映画館

興奮

知的

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長井 祥和

4.0グッド!楽しめたよ

2013年5月18日
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鑑賞方法:映画館

幸せ

10億円で殺し屋にでも頼んだ方が、早いと思ったが、映画の内容では「なるほど」と思いました。藤原が「おばさん臭い」という台詞がありましたがどのような臭いか気になったのは、菜々子ファンの自分だけでしょうか。
上映開始日にアイアンマン3を観に行きましたが、選択間違えましたよ!

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api-

3.0藤原竜也の演技が光る

2013年5月17日
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鑑賞方法:映画館

怖い

興奮

難しい

藤原竜也が犯人清丸を演じているんだけど、人格が逝ってしまっている人間を見事に演じている。見ている私が殺したくなった。
彼は舞台とか一生懸命やっているからこんなに演技が上手いのかね?
ほんと見事に尽きる。

移送途中に何人も死んじゃうんだが、清丸をもっとガチンガチンに拘束して、猿轡を噛ませて運んだらインじゃないのかね?それと性犯罪者は去勢!これに限るよ。

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おにっち弐号

4.0生きてゆくことの参考に

2013年5月15日
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鑑賞方法:映画館

知的

ぜんぜん楽しくないですが、それぞれの生き方をカッコいいと思えるかもしれません。ひとりで、または相手の生きかたが理解できるパートナーと観てください。一般の地上波での放送は難しいかな。

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Spenser

5.0良かった!!

2013年5月14日
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鑑賞方法:映画館

悲しい

怖い

興奮

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COCO(☆∀☆)

4.0よろしいんじゃあないでしょうか

2013年5月13日
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鑑賞方法:映画館

単純

5月1日「映画の日」に1,000円で鑑賞。申し訳ないが、そんなに期待していなかったわりには面白かった。三池監督の多作ぶりには驚かされるが、山崎努の経済界の大物、藤原竜也君の狂気、あり得ないスタートだが、気にしている暇のない展開の早さ。観賞後、納得感はありましたよ。

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zeptatsu

4.0賞金がなければ殺せたプライド

2013年5月12日
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鑑賞方法:映画館

興奮

藤原竜也は舞台でも映画でも狂気を演じることが多い。それは内なるものを増幅して、演技として表出しているのだろう。大沢たかおはラスト近くで魂の叫びを発する。多くはないが今まで観た大沢の中で最高の演技だった。汗を滴らせ、唾を飛ばし、鼻水を流してくれればよりグッド。松嶋菜々子はオバサン臭いと殺される。おれはオバサン臭いとしても松嶋の胸に顔を埋めたい。クズの変態は乳臭いのが好きなんだろうけど。ラストは山崎努をあんまりひっぱらない方が良かった。

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ace

5.0やっぱり良かった。劇場で見たい作品

2013年5月12日
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悲しい

興奮

難しい

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ぽるちゃん2

4.0三池作品のおいしい味が巧くでているなぁ~!

2013年5月11日
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悲しい

怖い

興奮

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ryuu topiann

4.5大沢たかお迫真演技!

2013年5月10日
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鑑賞方法:映画館

泣ける

怖い

人間の心理を
うまく捕らえた作品だと思う・・

お金の為に
家族の為に
自分の為に今できる事・・・

心の奥底に閉じ込めた気持ちを
怒りと共に外へ吐き出した時の
大沢たかおさんの
迫真の演技が心に残りました・・・

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原針春晴

3.5おもしろかった。

2013年5月10日
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鑑賞方法:映画館

興奮

大沢たかおが滑稽なほど職務を遂行するが、その理由がちゃんと用意されているという点が良かった。
それがなければ、観客の共感は得られなかった。

あと、迫力あるシーンもあるので絶対劇場で観るべき作品でした。

エンドロールに流れる曲は、映画本編との温度差があり安っぽく感じました。

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サマーサマー

4.5憎悪の楯となれ。

2013年5月10日
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悲しい

怖い

興奮

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ハチコ

4.0大沢たかおさんがすげーかっこいい

2013年5月9日
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鑑賞方法:映画館

興奮

スピード感あっておもしろかった!!
大沢たかおさんがまじかっこいい!!本当いい!!

ただ、日本の警察の不祥事の後始末が悪くて、
ただただ日本の警察が残念。

あと、エンディング、余韻にひたらせてほしかった・・・選曲!!

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kumagyaos

3.5もうちょっと・・

2013年5月8日
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怖い

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yuka2814

4.0展開も早く面白い

2013年5月8日
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鑑賞方法:映画館

単純

興奮

最大の見所はどうやって東京に運ぶのか...
原作はハッキリ言って単調でつまらなかったけど、
映画は壮大なスケール感で描かれ面白い。
また、キヨマルもつかみどころのない演技で
憎たらしいやらなんと言えばいいのか分からない
ほどの演技だった。
原作と変えたラストも映画版のが良かった。

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yousan

3.0大事な要素の半分以上が脱落してる

2013年5月7日
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鑑賞方法:映画館

単純

人殺しの依頼を新聞広告と専用サイトでやらかす。
しかも報酬10億円。
こんなことしたところで、たぶん日本人は反応しない。おもしろがって周辺に群がる人たちは大勢出てきても、自ら手を下す人はいないだろう。
注目が集まれば集まるほど、衆人環視での殺人ということになってしまうのだから。
お金で人殺しできる人間は少ない。そして、その数少ない人間は、自分の正体が白日の下にさらされるのは好まない。

というわけで、たぶん実質的な被害はほとんどないまま移送できちゃうに違いないストーリーを、観客を巻き込んで壮大なサスペンスに盛り上げようとしたのが本作。
映画のスタート地点がそこにあるので、なんだかんだと文句を言っても始まらない。クズの弾除けにSPが配置されて犯人移送が始まるのだ。

それが大前提なのだから、設定のリアリティを四の五の言ったところで意味がない。
みんなして馬鹿げているのをわかって鑑賞しているのだから。
つまり見所はSPの大沢たかおと松嶋菜々子の奮闘ぶり、クズを襲撃する人間たち&襲撃方法、そしてクズ役の藤原竜也のゲスっぷりだ。

その意味で本作は3分の1は成功した。
大沢たかおさんは、安定の実直熱血漢ぶり。この人はどんなに荒唐無稽な世界でも、自らのポジションを確保して映画に臨んでくるので安心できる。
松嶋菜々子も色気に頼らず気迫を出してがんばった。うん、よくがんばった。なんかたまに挙動が見栄え優先っぽかったけど。

しかし襲撃者と襲撃方法、そしてクズのゲスっぷりはどうも弱い。
プロモでは散々「日本全国民全員が敵」とかやっといて、実際はそこまでの襲撃には至っていない。
たかおSPが優秀すぎて危険を回避したというようにも見えるのだけど、「訓練を受けて武器を持った連中が危険だ」などと周囲の警官まで敵に回るかのように言うので、観客としては実際以上の危機感があおられてしまう。

ところが襲撃者も個人的な怨恨によらないため、どうしても唐突な登場になってしまう。
そうするとシーン移動のたびに襲撃だろうという気になってしまい、新キャラが出るたびに「コイツ、いつになったら襲うんだろ」的な見方に追いやられる。
たかおSPが必死こいて盛り上げたのに、実はそれが観客から緊張感を奪うというマジック。なんか切ない。

こういう"ダレ"があるからなのか、後半は移送チームも凡ミスを連発。
たかおSPのファインプレーでミッション継続は果たすのだけど、払った犠牲は小さくない。
確かに極度の緊張状態で疲弊してるのかもしれない。しかし直接そうした描写がないために間が抜けて見えてしまった。
そこで見せるクズのリアクションも不可解。

藤原竜也演じるクズの清丸も、カットでしかゲスっぷりを発揮しない。だからどうにも薄っぺら。
作品通しての下劣なキャラクターになりきれず、カットごとに不快感をあおる。
だからスクリーンに登場するシーンではむかついてくるのだけど、カメラが転じてしまうと何やってんだっけ?となってしまう。

また劇中「クズの移送に命張る意味あんのか」と何度も繰り返されるが、それは違う。
移送前のミーティングで上長がいっていたように、守っているのはクズではなく日本の法制度なのだから。
選抜されてやってきたプロが、そんなヤワな精神で現場に立つわけがない。東日本大震災で行方不明者の捜索にあたった自衛官や警官の存在を考えれば、ちょっと考えにくいほどモロい。

その辺をきっちり把握して役に挑んだのは伊武雅刀さんだ。
彼のクライマックスは「クズのために命を張れるのか」の先をいって、背負う男の苦味をセリフなしで伝えた。
ここは重要だからテストに出していい。

結局、クズを守る云々は観客が口にすべき問題であって、劇中で役者が、特に移送チームが言ったらダメなのだ。
肝心のクズが中途半端なのだから。なんともいえないモヤモヤが募るばかり。

「クズの犯罪者を殺したら10億円」がスタートしている以上、そこは揺らがないとしても、周辺の人間は確固たるキャラクターを持っているはず。
というか、そういうキャラクター性を成立させなかったら、この種の設定モノは成立しない。
そして本作は3分の2が脱落してしまった。

つまりそういう作品だ。

では評価。

キャスティング:6(あがっている名前は豪華。しかし役が生きていない)
ストーリー:5(原作読まずとも先読みしやすく、あまりメリハリを感じない/唐突過ぎてあっけにとられる)
映像・演出:7(なんか妙にアメリカナイズされたアクションが挿入、ちょっとダサいけど見れないほどじゃない)
熱血:8(たかおSPと松嶋SPの微妙なギャップの中で見せる護衛官魂は悪くない)
クズ:4(画面に出てると不快になるが、背景に消えると存在感が薄い)

というわけで総合評価は50点満点中30点。

思えば監督は三池崇史氏。そんな作品に仕上がっていたところで肩を落とすほうが間違い。
わかって観れば、そんなに腹が立たないと思う。
年イチ鑑賞の人なら、話題を外さないという点でみておくのはオススメ。

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永賀だいす樹

2.5鑑賞後にモヤモヤ

2013年5月7日
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怖い

興奮

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さとしん

4.0原作見たからかな

2013年5月6日
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泣ける

悲しい

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藤原さん

4.0言いたいことは、よくわかるので。

2013年5月6日
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悲しい

難しい

「この男を殺して下さい。お礼として10億円支払います」
驚くべき広告が新聞に載った。
目に入れても痛くないほど溺愛していた孫娘を、おぞましき男に殺された富豪の老人が広告主だ。

お金と言うものは偉大だ。
それも10億円という、一般庶民には夢のような大金。
ジャンボ宝くじを2回も大当たりさせないと、手に入らないような途方もないお金。
それは、人の生死に関わり、自身の人生をも左右するに十分だ。
なのに、そこに群がるお金に困っている人間達。

犯人の清丸を送検するまでのタイムリミットは、48時間。
移送距離、福岡⇒東京間1200KM。
どうやって移送するか。

ネットをうまく駆使し、いつどこで、誰が、襲ってくるやらわからぬ疑心暗鬼。
仲間さえも疑ってしまう。
そんな過酷な状況は、≪何でこんなクズを守らなければならないのか≫という、どうしようもない苛立ち、腹立ちが、人を変える。

移送方法や、老人の殺人依頼の仕方など、ストーリーに違和感を覚える方もいらっしゃるだろう。
そういう私もその一人。
そこはそうしないで、ここはこうで良いんじゃないの?!などと思う点はいくつかあった。
でも、言いたいことは、良く分かったので、あえてツッコまないようにした。

大沢たかおさん演じる銘苅警部補の告白。

守りたくもないクズを守らなくてならなくなったら・・・
それも自分の命を懸けてまで。
それぞれの個人が抱える過去。
だからって、殺してもイイのか。
自分を支える信念に正直であれ。

藤原竜也さん演じる清丸。
あのお顔で、シレっと人間味の欠片もないことを平気で言う。
その不気味さが良かった。

台湾で撮影されたとか。
そして、とても歓迎されたとか。
ありがたいことです。
日本で撮影できないことは、残念。

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りりー

4.5太陽の対側は影ということ

2013年5月6日
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知的

難しい

バイオレントな、うーむと考えさせられる作品でした。正義の意味とか、職務の意味とか。この作品に限らず、最近暴力的な作品が増えてきた気がします。311以降、絆めいた性善説がなんとなく正しく思えるけど、その対側にあるストーリーを、私たちは見据えなくちゃいけないな、そんなことを思ったり。

大沢たかおさんのたたずまい、藤原竜也さんのどうしようもなさが際立つけど、その中で松嶋菜々子さんの熱演が光る作品。永山絢斗さんも、起伏の激しい神箸の役を演じて作品の鍵となっていました。永山さんって、「ふがいない僕は空を見た」の主役だったんだね。観とくんだったあ!

え?え?と思わせる意外な展開、詩的場面にほんとに乏しい作品ですが、スケール感はやっぱ劇場だよなあ、いいよなあと思いました。

明日がいい日でありますように。

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umineko