劇場公開日 2013年4月26日

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「なかなかに面白かった」藁の楯 わらのたて オヤジの危機さんの映画レビュー(感想・評価)

3.5なかなかに面白かった

2013年11月3日
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悲しい

興奮

知的

基本邦画に期待しないたちで、三池監督の過去作も鑑賞したものはあまり好きではないので、過度に期待せず鑑賞しました。
原作は読んでませんが、あまりに過剰な設定は邦画らしいというか、小説原作もこうなのかな?と思うほどでしたが、究極の選択のジレンマみたいなものを上手く映像化していたと思います。博多発の新幹線車内に拳銃所持した人がやたら多かったのは、逆にリアリティなのかもとニヤついてしまいました(笑)
レビューは評価がイマイチの様ですが、アクションの要素を含めたクライムムービーとしては、邦画に珍しくスケール感のある映像で見ていて飽きなかったです。CG然とした場面も少なかったし、なかなかの大作なのではないでしょうか?
問題提起というほどのテーマはありませんが、主人公の苦悩やジレンマ、エンディングに繋がるありきたりのハッピーエンドだけではない感じが、私にはちょうど良かったです。知り合いにも勧めたいレベルでした。

ただ、一点だけ。三池監督作は何かいつも尺が足りなくて端折られたように感じるところが確かに多いですね?もう少し主人公への感情移入、伏線などに時間を割いて貰いたかったです。

オヤジの危機