「酷い」藁の楯 わらのたて ねんどさんの映画レビュー(感想・評価)
酷い
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原作のテーマは面白そうだったんですが、判を押したようなキャスティングに劇場まで足を運ぶ気にはなれませんでした。
そこでDVD化され見てみました。
ツッコミどころ満載です!
ひどい出来で、奥底にある大きな闇(陰謀説等)の描写が全くありません。
いうなれば、ロジックのブラックボックス化により陳腐化を加速させています。
原作は読んでいませんが、ミステリーなのかアクションなのかどっちも中途半端です。
まあ、普通なら一度目に飛行機移送妨害が起きた時に、警備上の問題から考えて、あんなパレードのような移送手段は選択肢から真っ先にはずされるでしょう。
ヘリとか一般人の接触を避けられる輸送手段が一般的だと思われますし、最後に警視庁前で待ち受けている「依頼人」にはかなりびっくりしました。法治国家ですら無い設定。
言い出したらきりがないほどツッコミどころ満載です。
一番の驚きは法治国家の良心的な描写がファクターとして皆無だという事ですね。
原作もこの程度なら、誰でも小説家になれると夢を与えてくれる作品かもしれません。
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