「人間の欲望は果てしない」藁の楯 わらのたて とくさんの映画レビュー(感想・評価)
人間の欲望は果てしない
試写会にて・・
実は、昨年ラッシュ前の編集中の試写会を観て、
どうしても完成版が観たくなり、当選したので観に行きました。
ん~、やっぱり完成版は見応えありですが、
やはり、カットされた部分があり、ちょっと残念。
人間の欲ってヤツは、果てしなく醜いもので、
だから「自制心」というものが、人間には備わっている。
この作品は、「欲」を描いたものだと思う。
大沢たかお、藤原竜也、松嶋菜々子と、演技力に問題なし。
なかでも、永山絢斗は、なかなかよかったと思います。
ひたすらSPという職を全うしようと葛藤する銘苅(大沢)
最後まで、とことん「人間のクズ」な清丸(藤原)
(でも、母親の話をするシーンの清丸の事は信じたい)
隙がありすぎる白岩(松嶋)は、これがなきゃ、凄腕SPなのに・・
また、松嶋の子供役の男の子。
松嶋の合成か?と思うくらいクリソツです。
あと主題歌が、氷室さんの作品です。
氷室さんも、楽曲もよいのです。・・が!
この作品には、正直合っていないと思います。
なんとなく、安っぽい感じで締めくくっちゃってる感が否めないのです。
曲だけでよかったのでは・・と個人的感想。
(氷室さんファンの方、すみませんっ)
人間とは、欲とは、正義とはと、考えさせられる作品です。
緊迫感・迫力のあるCGやドラマを、
是非劇場の大画面で観てください。
コメントする