「ご当地映画とはいえ…これでいいのか?」渾身 KON-SHIN トコマトマトさんの映画レビュー(感想・評価)
ご当地映画とはいえ…これでいいのか?
東京・錦糸町の劇場で鑑賞。
平日の午後ながら、この手の作品にしては多い観客(20人くらいかな)。
結論からいうと、久々に途中で出ようかな、と思わされた。
ドラマ部分、ストーリーに何もひっかかるものがない。しかも、尺も長い(2時間14分)。
映像はきれいだし、選んだテーマもいい。役者も主人公以外は、知名度もキャリアもある俳優がかなり出ている。
実にもったいない。
原作がつまらないのかね?
離島で相撲を取ろうという主人公の「心」、周囲の人たちの生活、バックボーンが描かれず、何も感じ取れない。
凡作の責めは、脚本・監督の錦織良成が負うべきだけれど、ご当地映画として出資した企業、関係者はどう思ってるのかね?
別にキネ旬ベストテンに入る作品にする必要はないけれど、もうちょっと、人間(心、生活)を描かないと何も伝わりません。
ここで★4つ、5つつけてるのはみんな関係者かね?
あるいは、映画を見るのは何十年ぶりって人?
まさかそれはないだろうね。
普通に、年に10本くらい映画を見る人なら、これを見て高い評価はつけないと思うよ。
本当は2.5くらいにしてあげたいが、他の評価が良すぎるので2つにしておく。
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