劇場公開日 2012年8月11日

「北欧の隠れた秀作」ヘッドハンター 桔梗Fさんの映画レビュー(感想・評価)

5.0北欧の隠れた秀作

2013年11月26日
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楽しい

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興奮

北欧製サスペンス・スリラー。
優秀なヘッドハンターと美術品専門の怪盗という二つの顔を持つ男が、元軍人の抱える絵画コレクションを盗もうとしたことから絶体絶命の危機に陥る…

これはおもしろい(゜ロ゜;あらすじさえ調べずテキトージャケ借りして正解だった(^^)

身長168センチの絵画泥棒の主人公が、突如命を狙われあの手この手で逃げ回る、というシンプルなものだが…
脚本、演技、演出どれも高水準♪

主人公がスティーブ・ブシェミに似てるとこもプラス(笑)
小柄な泥棒が元特殊部隊に追われるってことで、当然防戦一方、逃亡劇主体だが、シリアスのなかにユーモアが混じり、ハラハラなのにクスッとしてしまう(^-^;

なぜ主人公が命を狙われるのか、なぜ自分の居場所がばれるのか、敵は誰で味方は!?
先が読めず、素晴らしい!
開始、1分から最後まで引き付けられてしまった(。>д<)
比較的、地味な内容でこれは見事!

とにかく、序盤からのセリフ、行動、描写に伏線ばら蒔きで、鮮やかに回収してくれるので目を離せません!

脇役それぞれにもしっかり意味を持たせて、物語を盛り上げます♪双子の警官には笑ってしまった(。>д<)

アクション、愛、エロ、グロもあり(^^)とある理由で食事中は絶対観ない方が(--;)

歴史に残る名作ではないでしょうが、比較的低予算のサスペンスものとしてはかなりの当たりでしょう(^-^)
娯楽映画としてお勧めです(^o^)

桔梗F