リアル 完全なる首長竜の日のレビュー・感想・評価
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内容は言えません!
やってしまいましたね、黒沢清監督。
これ、トンデモ映画です。これから観る方には、何も言えませんが、一つだけ、この映画をどういったジャンルの映画だと思って観るか・・・です。
最低限の情報だけ書きます。
原作
『このミステリーがすごい!』大賞を取ったミステリー(この賞は、破天荒なミステリーに贈られる賞です(すごく簡単に表現してますが)
監督
黒沢清監督
様々なジャンルを手がけていますが、得意なジャンルは、『CURE』『回路』『ロフト』『叫』などホラーとなります。日本より海外で評価されている方です。
主題歌(内容に影響はないです)
ミスチルです。かなりのテンションで歌っています。「REM」という新曲を書き下ろしています。
という事を踏まえて観てください。ホラーがダメという方は特に前半、あれ?まずい!となります。実際に劇場内で、悲鳴が上がったのと、途中退場の方がいました。
最後にポスターの二人の目に映っているものは??
では、トンデモの世界へどうぞ!
詰め込みすぎて何が何だか…
このミス大賞受賞の原作、黒沢清監督、主演(綾瀬さんのほう)、ミスチル主題歌、と魅力的な要素がずらり、で、期待しすぎたんかなあ?
前半の間延び感、後半の非リアルさ感、何となく展開が読めてしまうざんねん感、と、これがラブストーリー?って感じの質感。
(ラブストーリー、というのは観終わったあとにCM見て初めて知ったのだけど)
原作がどうなのかが気になるけど、色んな小道具的なものや要素を詰め込みすぎてひとつひとつの意味がわかんないし、全体的にまとまりもない。
久しぶりに「ちょっとないな」と思ってしまいました!
映像の雰囲気とか、色とか、質感とか、セットとかは、良かったですが!
20130601
素直に面白かったです。
公開初日に見てきました。
私が見に行った劇場の観客の年齢層が高く感じられたのは、黒沢監督だからなのかな?
Yahooのレビューが1か5かはっきりと分かれていたので、どんな映画なのか少々不安な気持ちで見に行きました。
結果は、タイトルに書いたとおり、素直に面白かったです。
黒沢監督にしてはかなり分かりやすい話で、最後に、本当にセンシングしていた方がどちらだったのか分かった瞬間、すごく自分の中ですとんと修まって気持ちよかったです。最初の方、現実とされているシーンで浩市が乗る車がぼんやりしていた気がしたのですが、“こういうことか”と納得しました。
敦美と浩市の信頼関係というか、絆もすごく感じられて。
ラブストーリーとか、ホラーとかどんなジャンルにあてはまるのか分からない不思議な映画ですが、最後すっきりする感じがとても好きです。
キョンキョンがもう佐藤健くんみたいな大きな子のお母さん役になるというのは衝撃でしたけど・・・。
終始でずっぱりの佐藤くんと綾瀬さんも、不思議な雰囲気がこの映画に合っていてとても良かったです。
もう一度、映画の結果が分かった状態で見に行きたくなりました。
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