「漫画家として変だった」リアル 完全なる首長竜の日 古泉智浩さんの映画レビュー(感想・評価)
漫画家として変だった
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現実とは非常に不安定で、現実だと思っているものが実はそうでもないのだよというメッセージなのかなとも思ったのだが、結局何なのかよく分からなかった。綾瀬はるかちゃんが彼の事を強く愛して、彼もまたはるかちゃんを思いやっている事はよく分かった。
オレは漫画家なので気になった事がいくつかあった。はるかちゃんのペン軸を持つ位置が高すぎて変、ペン入れしているのにトレース台の明かりがついているのが変、未発表の完成原稿に写植が貼ってあるのが変、デジタルで処理しているのに完成原稿が紙の場合もあるかもしれないけど一般的には変、アシスタントが原稿が完成してから現れるのは変。でもそれらは本当は彼の方が漫画家であるということによるミスリードとも思えるのだが、そうでないかもしれない変さがあった。
センシングの機械がとてもかっこよかった。センシングしてみたい。首長竜の意味が薄くて、あんまりドラマの本筋に絡まないところが残念だった。
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