「変さがリアル」リアル 完全なる首長竜の日 散歩男さんの映画レビュー(感想・評価)
変さがリアル
今作もまたジャンルの区分けが不可能な『黒沢清映画』とでも言うべき作品。
画質や音楽にこだわりを見せ独自の世界観を貫いている。それは一般的な映画の文法からは外れているので、多くの観客には奇妙な体験であろうことは想像に難くありません。楽しめるのは「黒沢清映画」が肌に合うタイプの人だけ。好き嫌いがハッキリ出ます。
ホラー要素を散りばめつつ恋愛映画でキャストは豪華、恐竜まで出てくる。これが結構な規模で公開されたというその事実が映画の内容以上に凄い事かもしれません。
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