ビンゴのレビュー・感想・評価
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タイトルなし(ネタバレ)
山田悠介さんの作品が好きなので見たけど、これ実写化する意味あった?
作者の作品は全体的に展開や物事の理由が分かりやすく描かれており、グロテスクだったり殺生表現のあるラノベって感じ。内容は重いけど文体や場面の描き方は軽めで、残酷な表現が平気な人なら気軽に読める、みたいな。
原作がさらっと読める構造だからこそ、映像化するならキャストの演技力が優れていて場面の見せ方もよほど凝ってないと学生の文化祭レベルになってしまう。
それを体現してしまったのがこの作品。
全体的に演技がわざとらしく、映画というより舞台のような演出が続く。それを舞台ではなく役者をアップでフォーカスする映像作品として見せられるので、ずっと違和感が存在し続ける。
これを中学または高校生が製作したなら頑張ったんだな凄いなと思えるけど、プロの作品としてはオススメできない。
因みにラストは胸糞展開なので、それも平気な人でないとキツイかも。原作者の作品が好きな自分でもこの作品はラストが苦手だった。
だから尚更、映像化でそこがどう違った見え方になるか期待もあったんだけど無理でしたね。
海外映画のラスト胸糞展開は胸糞ながらに考えさせられるものがあったりする話も多いけど、日本作品の胸糞展開は本気で胸糞な感覚しか残らないのが多い。何でだろう。
大学生が作った自主制作映画かと思った
全体的に安っぽいというか、低予算で頑張ってるのかなと思ったらチラホラ見たことのある俳優さんがいたのでびっくり。
関西弁も変だしカツラもコントか?ぐらいのクオリティ
誰と誰が関係性があるのか全く分からない。原作は山田悠介さんというから期待したのに残念すぎる
ピアノと虐待。その行く末は?
手錠を掛けられ、25マスの席に座らされた受刑者たち。「救いを与えられる」という看守の言葉もビンゴすれば免れるのか、それとも即死刑執行なのかはわからない序盤。番号が選ばれていくが、なかなかビンゴにならない。裏で操作してる?と囚人たちは気づき始める。
20回目。どの数字が選ばれてもどこかがビンゴになるとき。ダブルで25人中9人が即執行になったが、これで終わらない。次は4x4の16マスに集められた・・・そして3x3、2x2・・・
被害者家族、加害者家族など、囚人たちが「最後に会いたいのは誰か?」と問われ、集められた関係者。自分の家族を選ぶ者もいれば、謝罪の意味で被害者遺族を選ぶ死刑囚もいた。その関係者が別室にて投票し、死刑執行したい人物を選んでいくという形なのだ。救済の意図があっても、他人が投票してしまえばそれで終わり・・・過酷なゲーム。
中には殺人を犯してない囚人もいるし、無差別に人を殺した者もいる。罪の重さに差はあるけれど、25人は皆死刑が決まってる。更生目的で・・・と担当官は言うが、執行を免れる者は一人か二人。更生ってどんな意味があるんだ?
死刑制度の是非を問うようなストーリーではないし、冤罪について問題提起しているわけでもない。どちらかというと、、人が人を裁くことの意味を考えるきっかけを与えてくれる内容だと思う。関係者たちも担当官も結局は殺人だ!と嘆いていた人もいた。しかもゲーム感覚で。俺だったら最初に逃げ出してしまうわ!
15点
映画評価:15点
久しぶりにヒドイ映画にあいました。
設定も物語も演技も演出も
どれを取ってもガバガバ
ツッコミ処が多すぎて
そこは何も言わない事にしました(笑)
最後のオチについては
予想も出来るし、納得もできますが、
一番重要なヒロイン部分が欠落していた為、
私は魅力的に感じませんでした。
ヒロイン役の感情意味不明すぎて
全く共感できない。
これではオチが活かせないといいますか。
刑執行制度について考えさせられる等の
感想をチラホラ目撃しましたが、
この作品で考えさせられる人が多い事が
怖いと感じました。
どんな制度でもいいけど、
本当は悪くない人を見極められず、
本当に悪い人を見逃してしまうなんて
そこだけを考えても
何か参考にする点ありますかね、?
作中に更正がどうとかありましたけど、
そこを判断する要素ありました?
この作品はあくまでユニーク映画ですからね。。
それにしても山田さんの勢いとアイディアは
いつも凄いので尊敬し楽しんでいます
ですが、見ると何故か面白くないんですよね。
何でだろう……
【2021.6.6鑑賞】
もっとグロ感強めにしてほしい。
ヒロインがクソ
最後の最後でどんでん返し!
まさかの主人公は罪を被っただけっていう…
ヒロインはその彼を守るどころか最後は見捨てて自分だけ自由にの身になってるし。
映画とはいえ胸糞悪いですね。
でも評価の低さのわりに面白かったです!
松井咲子さんが合ってます!
ラストが感動的!
死刑制度について考えさせられた。
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