「かめはめ波!!!!!!!!!!!!!!!」DRAGON BALL Z 神と神 SCARSさんの映画レビュー(感想・評価)
かめはめ波!!!!!!!!!!!!!!!
いわずと知れた鳥山明による原作漫画のアニメの「ドラゴンボール」であり、今回は17年ぶりの劇場版となる。
今回はシリーズの中でも「ドラゴンボールZ」であることがミソである。そのため、悟空はスーパーサイヤ人3が限界でありまだ4には辿りついていない。時系列的には魔人ブウ編の数年後。
内容としては、長い眠りから目覚めた破壊神・ビルズとその付き人ウイスがフリーザを倒したサイヤ人の噂や「スーパーサイヤ人ゴット」を探すことから界王星と地球に現れる。
そこで、地球を破壊しようとするビルズと悟空や仲間達が戦う。
観た感想としては、いつものドラゴンボールよりはギャグが多めで戦闘がメインではなく小さい子から往年のファンまで幅広い層が見ても楽しめるバランスを考えて制作された内容となっていると思う。(親が好きで子供と観るとかあるかな)
しかしやはり、圧倒されるのは戦闘である。鳥山明氏自体もう戦いのパターンはほとんど使い切ってると語るが、本作では悟空とビルズがお互いに一撃を加える度に心情を述べることで見やすく本作の伝えたい事の本質が伺える。
良くなかったなーと思う点は、戦いで大きい音や光が起こる度に町の人の映像や一言があり度々流れを切られて感が否めず見づらかった事と肝心の「スーパーサイヤ人ゴット」の工夫が欲しかった・・・
未だ覚醒していないスーパーサイヤ人4より派手になるのを避けたのかなと思うがただの色違いは拍子抜けでした。
最後に今作はドラゴンボールらしくないようでドラゴンボールらしい終わり方がよかったと思います。
そして、最後のウイスの言葉で「3年ほど眠ってもらいます・・・」
これは・・・まさか・・・ファンとしては勘繰ります(笑)
自分はドラゴンボールがドストライクな世代ではありませんが、小さい頃から見続けてきて17年ぶりに劇場で観れる嬉しさこの上なかったです。
小さい頃に、かめはめ波を撃ったことがある方は見に行くべきですよ!(笑)