「安心して観られます」DRAGON BALL Z 神と神 なかたえさんの映画レビュー(感想・評価)
安心して観られます
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初期シリーズからドラゴンボールを見て育った者です。
過去のアニメ版にはノータッチだった鳥山先生が、今回はストーリー、キャラデザインを手がけているだけあって、原作ファンにも楽しめる鳥山ワールド全開になっていたと思います。
しかしせっかくの「17年振りの劇場版」なのに、戦士達それぞれに見せ場がなく(サイヤ人以外でビルスに立ち向かっていったのはピッコロや18号だけで、かつて戦士として戦ったクリリンは見ているだけだった…)、懐かしいキャラ達をただ出しただけっていう感じに見えたのが残念でした。
(のりまきせんべえさんが出ていたのは嬉しかった)
誇り高きサイヤ人の王子でありプライドの高いべジータが好きなので、ビンゴ大会でのあのダンスや、ビルスにヘコへコする姿はちょっとショックでしたねぇ…(^_^;)地球を守るために仕方のないことだったとはいえ。
でも、ブルマが叩かれてキレるシーンは女心がときめきました(笑)
今作のある意味メインキャラでもある破壊神ビルス。最高に良かったです。
どんだけ恐ろしい奴なんだろうと思ったら、あれ?実は言うほどワルじゃないんじゃ…と。
最後の「体力が残ってないから破壊するのやめた」って、ビルスの優しさを感じました。
東日本大震災を踏まえて製作したというだけあって、ビルスに破壊をやめさせたり、戦闘シーンもテレビシリーズより控え目だったので、精神的なダメージも少なく安心して観られました。
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