舟を編むのレビュー・感想・評価
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ゆったりした時間
思ってたよりかは
いい人達
地道な月日の積み重ねで辞書は出来る
総合70点 ( ストーリー:70点|キャスト:70点|演出:70点|ビジュアル:70点|音楽:65点 )
地道に続ける地味な作業を、地味だけど真面目に描く。音楽も演出も控え気味。辞書作りをこんなに小さな部署でこんなに時間をかけて行っているとは思わなかった。少しずつ少しずつ月日を積み重ねないと出来ない仕事があった。その間に製作に関わっている人々も、結婚や病気といった人生の転機を迎えるほどの時間が経過する。長い割には淡白な展開だけど退屈するとまではいかず、彼らとともにゆったりと流れる時間をのんびりと眺められた。
辞書の魅力を伝える事に専念した映画
全体的に薄味で物足りない作品。
全く面白くなかった訳ではないが。
全体的に薄味で物足りなかった。
まず俳優陣が非常に豪華。
私が好きな俳優さんが沢山出ており彼等が動いているだけで胸躍るものがあるのは確か。
ただ全編通して薄味。
本作は辞書編纂に苦慮する仕事の話と、主人公と女板前の香具矢(カグヤ)との私生活の話、大きく二つに分かれますが。
…両方とも中途半端。
辞書編纂の作業は作業工程を見せることで途方も無い作業の道程を見せようとしていますが作業の説明自体は興味深いものの、10余年の期間がブツ切りで描かれるため苦労感が伝わり難い。
終盤、大きなアクシデントが起こっているような雰囲気有りますが盛り上がりを作り出すための、話のための話感が強かった。
プライベート側も序盤は主人公の不器用感やピントのズレをコミカルに描いていたものの中盤以降はすっかりと影を潜めて面白さの要素が減っていました。
また本来は話の一つの軸になり得る、宮崎あおいが演じる香具矢(カグヤ)の女板前としての苦悩も摘み食いはしたものの尻切れ蜻蛉の感が否めない。
結果、大した波乱も無く何か分からないけど上手くいっちゃった感が。
主人公も含めた周りの人物の成長した感じが薄かったような気がします。
ただ、薄味ですが安心して観れる作品なのは確か。
他人と観に行く上では安牌かと。
オススメです。
編むという事
キャスティングの勝利
地味だけど、良い
うーむ。まずまず。
人の地道な努力
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