舟を編むのレビュー・感想・評価
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ゆったりした時間
松田龍平さんしか出せない空気感と、ゆったり時間が流れていく感じがいい。
辞書って、こういう風に作られるんだ…と改めて、その作業の大変さを知りました。
演技派の役者さんが揃うと、個性がぶつかって少々うるさくなる映画が多いですが、この作品は全体がまとまっていてほっこりします。
思ってたよりかは
あまりこの作品は話題されてるほど期待してなくて、映画も行かなかったけど、その大した期待が無かったぶんよく観れたかな。
特別盛り上がりがあるわけでもないし、先の展開も読めてしまう。
それでも最後まで楽しめるのは原作がいいからかな?
観終わって思ったのが「原作を読みたい」でした。
あとは、やっぱり松田龍平とオダギリジョーのはずごい!
どんな役でもこなすし、かといって個性もある。
2人の役がいれかわってもこの作品が作れそうなきがする。
いい人達
いい人達に囲まれて幸せな物語。
努力や我慢や犠牲を美徳とする日本人らしい、美しい物語。
ほのぼのほんわかした気持ちにはなるけど、
かぐやとの恋より、まじめの仕事の方(すぐ普通に話すようになってしまったけど、もっといろんな人との関わりがあって成長したはず)をもっとしりたかったなー。
そら大変だよな〜
あれだけの数の言葉を一冊の本にするなんてそりゃ気の遠くなる大変な作業だよなー。
とゆう感想です…
俳優さん達はとても良くて前半はけっこう楽しめました。
ただ後半はサラーッと終わってしまいました。
地道な月日の積み重ねで辞書は出来る
総合70点 ( ストーリー:70点|キャスト:70点|演出:70点|ビジュアル:70点|音楽:65点 )
地道に続ける地味な作業を、地味だけど真面目に描く。音楽も演出も控え気味。辞書作りをこんなに小さな部署でこんなに時間をかけて行っているとは思わなかった。少しずつ少しずつ月日を積み重ねないと出来ない仕事があった。その間に製作に関わっている人々も、結婚や病気といった人生の転機を迎えるほどの時間が経過する。長い割には淡白な展開だけど退屈するとまではいかず、彼らとともにゆったりと流れる時間をのんびりと眺められた。
辞書の魅力を伝える事に専念した映画
辞書の魅力は伝わるんだけど、それ以上のメッセージを受け取る事が出来なかった。泣けなかったし。ラストであの人が死ぬのも、「ここまで大した盛り上がりがないから、波要素入れとく?」みたいに見えてしまって…うーん、残念。
辞書を作る話なんて、地味そうな話だな、と思っていたらその通りだった(笑)けど、キャラの良さと、宮崎あおいの可愛さのおかげで、見応えのある映画になっている。ただ、辞書の持つ魅力は伝わったけど、それ以上のメッセージが無いのが残念かな…
全体的に薄味で物足りない作品。
全く面白くなかった訳ではないが。
全体的に薄味で物足りなかった。
まず俳優陣が非常に豪華。
私が好きな俳優さんが沢山出ており彼等が動いているだけで胸躍るものがあるのは確か。
ただ全編通して薄味。
本作は辞書編纂に苦慮する仕事の話と、主人公と女板前の香具矢(カグヤ)との私生活の話、大きく二つに分かれますが。
…両方とも中途半端。
辞書編纂の作業は作業工程を見せることで途方も無い作業の道程を見せようとしていますが作業の説明自体は興味深いものの、10余年の期間がブツ切りで描かれるため苦労感が伝わり難い。
終盤、大きなアクシデントが起こっているような雰囲気有りますが盛り上がりを作り出すための、話のための話感が強かった。
プライベート側も序盤は主人公の不器用感やピントのズレをコミカルに描いていたものの中盤以降はすっかりと影を潜めて面白さの要素が減っていました。
また本来は話の一つの軸になり得る、宮崎あおいが演じる香具矢(カグヤ)の女板前としての苦悩も摘み食いはしたものの尻切れ蜻蛉の感が否めない。
結果、大した波乱も無く何か分からないけど上手くいっちゃった感が。
主人公も含めた周りの人物の成長した感じが薄かったような気がします。
ただ、薄味ですが安心して観れる作品なのは確か。
他人と観に行く上では安牌かと。
オススメです。
編むという事
映画評価:70点
芸人や俳優は明るく目立つ
だが、それを支えるスタッフは目立たない
当たり前だ
同じ作成者でも雑誌編集者や作家は目立つが、辞書を15年かけて作成する人達は目立たない
当たり前だ
だけど、どんな作成にもロマンがある
関わった人達の熱意がある
ゲームも、読み物も、家電も、建物も、番組も、料理も、歌も、そして映画も
この作品を通して熱意が伝わってきました
だから私は常に感謝を忘れない様にするでしょう
【2014.5.19鑑賞】
キャスティングの勝利
木訥な編集者を演じた松田龍平、
ちょっと変わった芯のある女性を
演じた宮崎あおい。
実力ある二人が、一番得意そうな役を
演じた当然のですね。
ストーリーは特に面白くもなく
場面も飛んだり、少し消化不良かな。
ただ、みた後にジンワリくる作品でした。
地味だけど、良い
風立ちぬに似てる気がする。
素朴で真面目なまじめ君の、仕事と恋の物語。
一人の平凡な青年が、辞書作りという仕事に魅入り、人生を捧げていく様がよかった。
その中で、オダジョーのような、自分とは違うタイプの人を受け入れたり、自分の思いを伝えられるようになったり、恋をしたり、誰かを大切にしたり、と、色んな成長があって、二時間という短い間だったけど、辞書作りを通じて人の人生の素晴らしさを感じさせてくれる作品だった。
辞書作り、大変なんだなあ。でも自分の知らない世界を垣間見ることができる、やっぱり映画っていいね。
うーむ。まずまず。
松田龍平さんがとてもうまいです。
笑えました。
ひとつとても寂しかったのが、10数年後になったことです。時間は誰にでも平等に訪れるものですが、急に飛んだのは拍子抜けしました。先生が亡くなったり…終わり方が寂しいです。
人の地道な努力
洋画好きの私が、こんなにもスッとのめり込める日本映画は久しぶりでした。
難しそうなイメージはあったものの、
辞典って出来上がるまで、人の果てしない地道な努力があってのものかと知ると、とても素晴らしい映画でした。
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