ル・コルビュジエの家のレビュー・感想・評価
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かなり深読みできそうな映画
変質な隣人に悩まされる映画。段々エスカレートしていくので結末はもっと破天荒になるのかと思ったけど、そこだけはおとなしめ。
変質な隣人も芸術肌なところがあります(性的な隠喩、直喩にたけてますね)。コルビュジエハウスに住んでいる主人公と美的センスが対比的。動と静という感じかな? 人形劇はちょっとみいってしまった。
ところでこの家、コルビュジエの作品という設定だったかが定かでない。
いのししのグルメ、ちょっと食べたいかも。
文化財破壊者
たまたまル・コルビュジエに絡んだ映画を観た後だったので気になって観てしまいましたが例によって邦題に騙されました、原題は「隣の男El hombre de al lado」でした。
得体の知れない隣人がこともあろうに住居の壁に穴をあけていることに絡んでこじれていくだけの話。
そもそも開放的で機能的な設計が売りのル・コルビュジエの家に部屋が暗いから窓を開けると言う動機も無茶苦茶、巨匠と呼ばれる建築家への皮肉なのだろうか。
隣人との軋轢は大なり小なり普遍的な問題だからホラーからコメディまで多作である、奇妙なキャラだが設定だけで延々引っ張られても気の長い方ではないのでついていけない・・。
シャレオツな家だなあ 窓はちょっと困るけれど おくさんが追い詰めて...
シャレオツな家だなあ
窓はちょっと困るけれど
おくさんが追い詰めてきたこともあって
さいごああなってしまったのかもしれなけど
ひどい終わり方
隣人
最後の五分くらい前まで見始めたことをずっと後悔していた。星一つくらいかな、と。見終わって星二つか二つ半の印象。最後の五分の効き方はすごいが、前半戦の退屈はどうしてくれる⁈
モンスター隣人はどっち?
『ル・コルビュジェの家』というタイトルに惹かれて鑑賞。
クルチェット邸の名で知られるル・コルビュジェの家に住むのは、椅子のデザインで成功したデザイナー、レオナルド。
妻と娘と共に有名建築に住み、正に順風満帆に見えたレオナルドの生活は隣家から聞こえる壁をぶち抜くハンマー音によって打ち破られる。
隣家の主ビクトルは採光のために窓を作ろうとしていた。しかし、その窓からはレオナルドの家が丸見え。
レオナルドはビクトルに何とか窓を諦めるよう説得を試みるが…。
これで思い出したのは、ドリフのコントのネタ、もしもシリーズ。
「もしもあなたの隣人がこんな男だったら?」
レオナルドの度重なる説得にも、ビクトルは陽の光を採りこみたいだけとなかなか取り合わない。進展しない事態に苛立ちを隠せないレオナルドの周辺も不穏な雰囲気に…。
最初は、まともな常識人vs.モンスター隣人の図式だが、次第にどちらが常識人でどちらがモンスター隣人か分からなくなってくる。
そして、それを証明するかのような意外なラスト。
映画の原題は『隣りの男』。
果たして、隣りの男はビクトルを指すのか、それともレオナルドか?
ビクトルの叔父がレオナルドの娘に見せる指人形劇が妙に艶かしくて、印象に残る。
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