「やっぱりウディ・アレン。冷静に考えると、ちょっと不思議。」ローマでアモーレ 勝手な評論家さんの映画レビュー(感想・評価)
やっぱりウディ・アレン。冷静に考えると、ちょっと不思議。
ウディ・アレン脚本・監督・出演のラブコメ。
いやぁ、ウディ・アレンの作品は一筋縄では行きませんね。『ミッドナイト・イン・パリ』の時もそうだったんですが(って言うか、『ミッドナイト・イン・パリ』は元々、現実と虚実が絡み合っているのがテーマ)、現実と虚実が絡み合っています。一日の話のようでもあり、何日も経過している話でもあり。現実の話でもあり、想像・空想・妄想の話でも有る。なんとも不思議です。
出演時は豪華絢爛です。アレック・ボールドウィン、ペネロペ・クルス、ジェシー・アイゼンバーグ・・・。見たことの有る俳優が結構出ています。もちろん、ウディ・アレンも。
あまり深く考えると、訳が判らなくなりそうなので、複雑には考えずに、美しいローマを舞台にした軽いラブコメということで良いのではないでしょうか。
原題が『To Rome with Love』。FromではなくToで有る所がミソなのかもしれません。確かに、ローマからというより、ローマに対して愛をという感じです。
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