宇宙戦艦ヤマト2199 第三章「果てしなき航海」のレビュー・感想・評価
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今回は正直おまけです。
なかなか置いてある店が無くって探してきました。
んで観た感想ですが・・・。
私は40代後半の生粋のヤマトファンです。
復活編も新シリーズも全て受け入れてきました。
それなりに新しいヤマトだし、何と言っても昔の
思い出に少しでも浸る事が出来たから。
長々と書いてしまいましたが、今回のストーリーは
地球との最後の交信部分、以外は全て新設定で
えええーって事が伏線的に見え隠れします。
何と言っても森雪がサーシャの妹なんて。
まあ、仮説にはファンの間にもあったけど・・・。
私は山本の妹がそうではないかって思っていたのですが・・。
個人的に好きなキャラだったのに今回は妹のみって残念。
まあ、そういう意味では今回のストーリーからスタッフが
遊んじゃってる(真面目に作ってるというよりはめ外し過ぎ)
感がしてうーん・・・。と言う感じです。
画は徳川さんの眼がきらきらにもやっと慣れてきたんですが
なんか、ロボットの恋とか、むしろ人が無機質っぽくて。
戦闘シーンは相変わらず凄かったのですが
まあ、今回は番外編って感じで楽しみましょう。
4はドメル将軍も出るし、期待ですね。
真赤な、スカーフ~。
いよいよヤマトのイベント上映も第三章!ステッカーも三枚目!!!
第一章の時から今か今かと待っていた「真赤なスカーフ」が今回
装いも新たに新録音で聴けたことが、も~ファンとしては感無量。
歌詞が二番からというのがまた場面と合わせ心憎い。泣けた~。
今回の枠では、戦闘シーンよりも乗組員のドラマに重点が置かれ、
雪の謎?を含めた伏線が次章への期待を誘う描き方をしている。
そしてリメイク版オリジナルのシナリオが使われていることからも
実験章?の様な感じが漂うのだが、何れにしろ楽しめたので◎。
いよいよ外宇宙へ、地球との最後の交信に臨んだヤマト乗組員。
ぽつん…と残され艦長と酒を酌み交わす古代を予想していた私は、
あら!何で雪じゃなくて(というか雪も交信しないし)玲なのよ!?
といった嫉妬心…が芽生えてしまったりして。その二人の任務を
艦内から見守る雪の視線にジ~っと集中しながら観てしまった。
どうも余計な群勢が増えたせいか(爆)雪のヒロイン度が下がる…
というかまぁ、旧シリーズは雪しかヒロインがいなかったもので、
このリメイク版のヤマトガールズみたいなキャラにはしてやられる。
皆さん、アホ毛(っていうの?)がピョンピョンしてるし。
新世代に観せるための創意工夫というのはそういう所なのかしら。
悲壮感がぜんぜん漂わないんだけど、それは仕方ないのか…。
じゃあどこでその悲壮感を強めたかといえば、かのガミラス帝国に
見捨てられたシュルツの最期である。子供の時分、観ていたヤマトで
ガミラスの詳細が分からなかった頃、どうして青色のと肌色のが
二種存在しているのかが分からなかった。勝手に人間の肌と同じ肌色
のガミラス人はいい宇宙人。みたいな思いこみをしたりしていた^^;
(もともとデスラーも肌色してたんだけどね、途中までは)
今回のリメイク版はより分かり易く(こじつけて)説明してくれている。
偉大なガミラスからすれば、地球人はニ等人種なわけだ(悪かったね!)
下等で下品な人間は要らない(あの名シーンもしっかり健在)ガミラスに
とって負け大将などもはやどうでもいい、救う価値も援護する意味も
ない存在であるのだが、愛娘を想いながら戦闘に散る父親の生き様を
敵でありながらもきちんと描写して観せたのはアッパレだと思う。
戦争がいかに理不尽な結末を迎えるか、ガミラス側からも描くことで、
その情念を深めている。真っ赤なスカーフは双方に共通する歌なのだ。
ヤマトを墓場から救い出したのち味方のアホに撃沈される敵艦艦長の
勇姿に沖田が敬礼するところなど、涙線を刺激するドラマ描写が多い。
それにしても…。
なんだか甘過ぎてセクシー過ぎてちっとも怖くないのよ、デスラーが。
山ちゃんが声をあててるのはいいんだけど、憎々しくないんだよなぁ。
もっと不敵に笑ってくれないと(爆)後の変化が楽しめないじゃないの!
(もうそっちを心配している^^;)
そして2199の古代はとってもいい子(爆)な設定で、無茶をしないので、
沖田にも全く怒られないのよね…。勝手に撃っちゃったりしないしさ~。
あの頃の無鉄砲で身勝手な展開が懐かしくて堪らない反面、
遊び心を備えつつ、ハメを外さないリメイクにも敬意を表したい気分。
何だかんだで旧ファンは今回もしっかりと楽しませていただきました!
(次は特製七連コレクションシートがもらえる!貼るぞ!待ってろ地球~!)
ということで来年の第四章に期待。
ガミラスの冥王星前線基地を壊滅させたヤマトが、太陽系を離れ未知の外宇宙へと向かうなか、冥王星から脱出したシュルツたちのガミラス艦は、追い詰められてヤマトに最後の戦いを挑む。今作では敵であるガミラス帝国の内側とその強大さが明らかになる。ヤマトが宇宙をも滅ぼしかねない究極の兵器[波動砲]をもっているとはいえ、オリジナルのようにたった一隻でガミラスの大艦隊のみならず広大な銀河に広がるガミラス帝国をも滅ぼすという設定にはやはり無理がある。ガミラス内部に生き残るために無理やり服属させられている人々もいるという新たな設定は、それを補うものになるのか。
エースパイロットとしての古代の部下に戦死した山本の妹・玲を登場させたことやアナライザーとのコント的な掛け合いがなくなったことで、今のところオリジナルで唯一のヒロインだった森雪の存在感がなくなってしまった。それは後半彼女の新作独自のエピソードが語られていくことで盛り返していくと思われる。
ヤマトの艦内が賑やかとなって、地球滅亡の悲壮感が薄れてしまっているのも、次回の名将ドメルとの死闘の前の一時の安らぎなのだろう。ということで来年の第四章に期待。
いくない
今回、残念だが一気に汎用品まで落ちてしまったよう。
というより、以前から薄々は感じていた人間描写の力不足が、
地球と最後の交信シーンで完全に露呈してしまった感じ。
そしてこのシーンが長いんだな…。
本来なら「宇宙戦艦ヤマトのロマン」を表現する絶好のシーンのはずなのに、
冗長すぎて眠気を催してしまうほど。
「真っ赤なスカーフ」もしらけるばかりだ。
で、保安員(だっけ?)が、
エヴァンゲリオンの諜報員とそっくりなのはどういうわけなんだ?
パクリのつもりかオマージュなのか?
全体の出来が悪いから、いらつくだけだわ。
待ちに待った戦闘シーンも今回はなんだかな。絵はきれいだけどね。
CGだそうだが、結局、ただの道具なんだな。使う人次第。
余談だが、他作品の予告が子供向けのものばかりで笑った。
観客は四、五十代のおっさんばかりだというのに…あ、俺もその一人かw
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