「執念の男」レ・ミゼラブル(2012) 琥珀糖さんの映画レビュー(感想・評価)
執念の男
2012年(イギリス/158分)監督:トム・フーバー。
暗い重厚な色調。
重いSTORY。
158分のボリュームの大河ドラマ。
囁き声まで歌います。
ミュージカル映画を堪能しました。
ヴィクトル・ユゴーの小説が原作ですが、
1980年初演のロンドンでのミュージカルの完全映画化ですね。
ラストが小説と違います。
キャスト皆さんの歌唱力が素晴らしい。
ヒュー・ジャックマンの歌声は本格的です。
アン・ハサウェイの身体を投げ出すような入魂の歌声。
アマンダ・セルフライドとエディ・レッドメインの清純派カップルも、
歌唱力は実力派。
それにしてもジャベール警部の執念深さには、
怒りを覚える程でした。
ジャン・ヴァル・ジャンの逃げ続ける執念も凄い。
彼は“怪力の男“として描かれて、その怪力がジャベールの記憶を
呼び覚まさせる。
逃亡犯と気づくキッカケになるのも悲しい。
後半は1862年の6月暴動に移り、映画を盛り上げる。
コゼットとマリウスの恋が実るか?
もう、気を揉まされます。
そして撮影場所となった建物や場所、
ウィンチェスター・カレッジ、
ウィンチェスター大聖堂付近、
ポーツマス海軍基地、
建造物の持つ歴史の重みが映画を引き立てます。
ミュージカル映画として殆どの会話までがメロディがつきます。
アン・ハサウェイの歌う「夢破れて」に思いっきり聞き惚れました。
158分の長丁場を突っ走るエネルギー。
堪能しました。
何度観ても感動するミュージカル映画の名作です。
返信をありがとうございます(^^)/
そういえば、帝劇が
出光美術館と整備されるようですね。
完成は2030年みたいです
リニューアルされると
また 新名所となることでしょう
それまで元気でいたいな(^^ゞ
なんて・・
琥珀糖さんは舞台もご覧になられたのですね
確かに 映画版は 詳しく表現されていて
歴史に疎い私でも
わかったり(^^ゞ
近くの劇場でも
再公開されていました。
これからも 良い作品を
楽しみたいですね(´▽`)
いつも ありがとうございます。
琥珀糖さん
こちらへも共感
ありがとうございます。
ロングラン上映となり
やはり 感動作でしたね
帝劇で 一度舞台を観ましたが
とても素晴らしかったです。
ヒュー様 ジャン・バル・ジャン役
熱演されてました。
アン・ハサウェイも
せつなさ感じる体当たり演技
歌も最高でした。
他のキャストの方々も
素晴らしかったです。
幼き頃に
父から 物語を聞きた
「ああ無情」
名作で
ミュージカル化されて
映画や舞台で観られる自分が
嬉しかったです(^^)/