「信仰を持たない人がつくった映画」レ・ミゼラブル(2012) よんしんさんの映画レビュー(感想・評価)
信仰を持たない人がつくった映画
これは信仰の世界を知らない人たちが作った信仰を持たない人たちのための映画です。
信仰を持った人間の目からすれば、「あー、これは信仰を持ってない人が作った映画だなー。」とすぐ分かります。
恐らく信仰の世界を想像で作ったんでしょう。
世の中には信仰の世界を扱ったすばらしい映画がたくさんあります。「ベン・ハー」「ブラザー・サン・シスター・ムーン」「オー!ゴッド」「プリンス・オブ・エジプト」などなど。
また、信仰を扱った映画ではないのに、非常に信仰の世界を彷彿とさせる映画も多々あります。
でも、この映画は違いました。
ただのヒューマニズムの映画でした。
「神の愛」「許し」など信仰の世界とは全く関係ないお話でした。
なので申し訳ないですが、私にとっては非常に冷めた気持ちになる映画でしかありませんでした。
もし私が信仰を持った人間でなければ、まーもうちょっと感情移入できたかもしれませんが・・・。
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