「ずーーーーっと歌です。」レ・ミゼラブル(2012) CaVa?さんの映画レビュー(感想・評価)
ずーーーーっと歌です。
向こうでは日本の年末お馴染みの「忠臣蔵」に位置付けられる??「レ・ミゼラブル」
「ジャン・バルジャン」という題名で道徳の時間に見たアニメとイギリスのオーディション番組で「スーザン・ボイル」が「I Dreamed A Dream」を歌ったミュージカルだという記憶しか私にはありません。
さて本題ですが、3時間弱ありますが、飽きるということはありませんでした。
話の内容やキャラクターもとても丁寧に描かれているし、何よりも冒頭の迫力ある映像は圧巻です。
また史実が入った海外映画全般に言える事ですが、日本人に馴染みの無い事変などでが
省略されて描かれがちで、途中???になる事が多いですが、この映画はまだ何とか丁寧。
ただ、、、、ミュージカル映画とは言え兎に角ずーーーっと歌ってます(笑)
それも冒頭から終わりまで本当にずっーーーーと。映画にする必要があるのかと思う位に。
話が頭に入る前に歌突入です。それが若干イライラする。
また、アン・アサウェイや他の豪華役者達の歌がそこまでの評価に値するほどの歌なの?って
思うほど普通に感じたので、それが歌にイラっとした原因なのでしょうか??
と思っていた中盤!!そこに登場する「エポニーヌ」役の「サマンサ・バークス」にはグッと来ました。
感情表現も素晴らしいし、歌にも惹かれてしまいました。後で調べてみたら彼女は舞台版の「レ・ミゼラブル」に本役で出ていたんですね。凄く良かった。
総評としては歌でずっとの3時間弱は辛いですが(笑)ストーリーや映像のスケール感を考えると
見て損はない映画だと思います。
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