「うたのちから」レ・ミゼラブル(2012) Spenserさんの映画レビュー(感想・評価)
うたのちから
これでもか!というくらいに歌だけで進行してゆき、じわじわと、無理やりの感動に追い込まれたという感じです。(一般的なミュージカルやオリジナルの舞台と比べて少し違和感がありましたが、意図は理解できます。)
なかでも女優陣の歌はすばらしく、アン・ハサウェイ(ファンテーヌ役)でじわりときて、サマンサ・バークス(エポニーヌ役)でかなりきます。アマンダ・セイフライド(コゼット役)もがんばります。複数の相手との掛け合いで、それぞれの思いをフレーズにして畳み込むように歌で表現する場面が何箇所かあり、そこでもぐいぐいと追い込んできます。
最終的には、いいものを観させてもらったという感じでした。
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