「ブラボー!!!( ゚∀゚ノノ゙パチパチパチ」レ・ミゼラブル(2012) 初台験さんの映画レビュー(感想・評価)
ブラボー!!!( ゚∀゚ノノ゙パチパチパチ
トム・フーパー監督は『英国王のスピーチ』に続いてまたもや傑作を弾き出しましたな~~~~(・∀・)イイ!!
子供の頃読んだ覚えがある、ヴィクトル・ユーゴーの小説『レ・ミゼラブル』
そしてブロードウェイで大ヒットして、今は世界中で上演され続けてる超ロングランミュージカル
その実写映画ということで全編ミュージカルという超大作Σ(゚Д゚ノ)ノオオォッ
出演してるのはヒュー・ジャックマン、ラッセル・クロウ、アン・ハサウェイ、アマンダ・セイフライド、エディ・レッドメイン、ヘレナ・ボナム・カーター、サシャ・バロン・コーエンなどなど・・・色んな映画に出演してる超豪華キャスト(゚д゚)!
そしてみんな歌が上手い!!!!
銀の燭台や手紙の下り、下水道、そして橋の上からの・・・等々おなじみのシーンもちゃんと押さえてる(・∀・)イイネ!!
ヒュー・ジャックマンはウルヴァリンのイメージが強いけど、今回は見事なまでにジャン・ヴァルジャンを演じきってる(*´・д・)*´。_。)ゥミュ
教会に泊めてもらって、そこの銀の装飾品を盗んで警察に捕まってから許してもらってからの銀の燭台のくだりで、それまでのすさんだ表情から実に穏やかな表情になるシーンでもう完全に持って行かれた(´∀`)
ラッセル・クロウのジャベールはほんとに恐いし頑固さが出てて実に(・∀・)イイネ!!
日本のミュージカルでは村井国夫のイメージが強いけど、ジャベールって言ったらあれくらいの強面と体つきの良さがないとな~~~(゚∀゚)アヒャ
コゼットとマリウスも良かった(・∀・)ウン!!
何より目を惹いたのが、アン・ハサウェイ演じるフォンティーヌ。
ヴァルジャンの工場で働いてたけどそこを首になって、娘のために自分の髪の毛を売って、さらに売春婦に身をやつして・・・
実際に髪の毛をばっさり切ってスンゲェ──―Σ(゚∀゚ノ)ノ─―─ッ!
そこで歌い上げる『夢破れて』
これを観て心が動かない奴は人間じゃねえ!!!o( ゚Д゚)oブンブン
歌と言えば、何と行ってもクライマックスの革命シーンでしょうよ(゚∀゚)アヒャ
マリウスがいる革命集団ABCがバリケードを作って立てこもって歌い上げる『民衆の歌』の迫力は凄まじいガクガク((( ;゚Д゚)))ブルブル
周囲の家に頼んで机に椅子、箪笥とかを放り投げて作るバリケードの荒れた雰囲気もさることながら、そこで抵抗をするものの強行突破されてレジスタンスは全員殺されちまうところの惨さも凄い(;・∀・)
テナルディエの娘エポニーヌを演じたサマンサ・バークスは何とこれが映画初出演だとか!!!エェエェエェエェエェエェエェエェエ(゚Д゚ノ)ノエェエェエェエェエェエライコッチャ
若いころのミッシェル・ロドリゲスを彷彿とさせるどこかオリエンタルな雰囲気はΣd(゚∀゚d)イカス!
武力衝突で密かに思いを寄せるマリウスをかばって撃たれて死んでしまうのは。・゚・(ノД`)・゚・。
テナルディエを演じたサシャ・バロン・コーエンと夫人のヘレナ・ボナム・カーターは・・・ちょっとコミカル過ぎやしないかね?(;´∀`)
この2人が出演してる『スイーニー・トッド』を彷彿とさせるようなオーバーアクトだし、メイクもかなり濃い。
まあでもテナルディエはミュージカルでも場を和ませる道化師的な立ち位置だから、それはそれでいいのかも(^_^;)
全編ミュージカルタッチで、まるで舞台で観てるかのような錯覚も覚える暗い見事な実写映画版だと思います(・∀・)ウン!!
時間も2時間半を超える長い映画だけど、シーンが映る時は例えば月をアップで移して時間が経過した次のシーンの舞台の象徴となるようなものと重ねるという、結構手の込んだ演出もされてて、かなりテンポ良く話が進んでいくのが(゚д゚)イーヨイイヨー
レジスタンスが粛清されてからの、下水道の下りからジャベールが死ぬまでの怒涛の展開は圧巻ですよ∑(゚ω゚ノ)ノ
でもここでジャベールが飛び降りる川が浅いから、舞台だと普通にバシャーンて落ちるだけなのに映画だとボキッって体が折れる音がする(゚∀゚ ;)タラー
何でこんなえぐいんだ???
普通の台詞がほとんど出てこないのも、ミュージカル独特な強引さがなくて俺は好きですネッ(oゝД・)b
とにかく歴史的な一大スペクタクル超大作で、原作の小説に忠実に話を進めて、尚且つブロードウェイミュージカルっぽいリッチな映像も体験できる、素晴らしい映画であることは間違いない(o-∀-)b))
そして今のハリウッドを代表する超豪華出演陣の体を張った演技とその歌声は絶対観ないと!!!