「『雨は美しい花を咲かせる』」レ・ミゼラブル(2012) 藤崎敬太さんの映画レビュー(感想・評価)
『雨は美しい花を咲かせる』
公開時も観たが、ほぼ忘れていたので、割と新鮮に見れた。
大作だし、ストーリーもいいし、主役の俳優もいいですね。
思いやりというか慈悲というか愛というのか、それにより心が荒んだ人も変われるし、
周りの人も愛することができるようなる。
ここまでやり遂げて、神の心に忠実に生きるのは感嘆に値する。
多くの人に長い間支持される物語であることも頷ける。
3度目の鑑賞
いやあ、素晴らしい。ストーリーはもちろん、見せ方も。
最後はグッときた。
聖者となったジャンバルジャンは、最後の最後に生きる喜びを知った。
そして、混迷期のフランスで、国の将来のために、命を捧げた若者たち。
平和ボケで育った私は、3度目の鑑賞で、やっと国を、民を真剣に想う若い心の
強さに、やっと気付かされた。
国や民のために、命を捧げられるか。
名画です。
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