新諸国物語 七つの誓い 奴隷船の巻

劇場公開日:

解説

かつて大陸に存在していたというカラコジア王国の末裔たちの秘宝を巡る攻防を描く、北村寿夫原作、NHK連続放送劇“七つの誓い”をアグファ東映カラーにより映画化した第2部。脚色監督は「やくざ大名」の佐々木康、撮影は「鞍馬天狗 白馬の密使」の三木滋人。主な出演者はお馴染福田蘭童の主題歌にのって、「任侠清水港」の中村錦之助、東千代之介、月形龍之介、千原しのぶ、伏見扇太郎、大川橋蔵、片岡栄二郎、加賀邦男、「鞍馬天狗 白馬の密使」の波島進、三笠博子、「朱鞘罷り通る」の浦里はるみなど。色彩考証は和田三造。

1956年製作/61分/日本
配給:東映
劇場公開日:1957年1月3日

ストーリー

五郎らを捕えたオンゴは日本列島の南端、はぐれ島に向い、入道の家臣木田内髭丸が管理する地下の鉄砲工場へ、志士達を奴隷に送り込む。トルハン、五郎らの前に十字架を持って現われたオンゴの配下トカチこそ七人目の同志と判ったが、この様子を盗み聞いたのは五郎に心惹かれる髭丸の女浜路。翌日、トカチはオンゴの命で京の入道の屋敷へ向う。その頃、女芸人に扮し京へ上った桜子姫は梟丸母子に襲われ、指輪をはめた撥を奪われようとする処を又もや黒覆面に救われる。だが指輪は梟丸の手に。入道は指輪の謎をオンゴに解かせようとはぐれ島へ旅立つが、腰元に住込んでいた夕月丸の妹楓の急報で一部始終から一味の将軍暗殺の陰謀をも知った夕月丸、カビ、伊織ら。一方、はぐれ島では、思わぬ事故で一命の危かった浜路を五郎が救う。指輪を携えて入道が来訪。だが指輪は偽物と判り、入道とオンゴが慌てて引揚げる折に五郎らもトカチの援助で脱走する。一方、年に一度の鞍馬の火祭り、人波にまぎれ将軍を狙う梟丸一味も黒覆面に妨げられてしまう。直訴する夕月丸達に襲いかかる丹波一味。はぐれ島では火薬庫大爆発の中に髭丸、オンゴらと戦う五郎たち……。

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