黄泉がえりのレビュー・感想・評価
全12件を表示
さすが草彅剛
自然な演技を見ているとさすが草彅剛という他ない。必死に走るシーンや感情的になるシーンも上手い。けれど本人のyotubeを見る限り、自分の台詞を覚えるだけで、あとはスタッフが繋げてくれるので、他の人が何かを探しているシーンを眺めていると何を探しているのか、自分が主演のドラマであっても分からないと平然と述べている。天才肌と言えばいいのか、正直なのか、笑いを取りに行っているのか、人によっては、医療器具の名称を覚えるだけでなく、用途を調べたり、役作りに付いて、あれこれ述べているのを見るとこれでいいのかと思う。どれだけ一生懸命やっても、仕事が回って来ない役者さんも大勢いる中で「草彅ブランド」を確立させているのか、どんな役をやっても同じ感じなのに、「また見たい」と思わせる不思議な人である。
心にくる
劇場公開時鑑賞。原作既読。
浮き沈みが激しくて、とても戸惑う内容です
ラストはもうちょっとハッピーで終わってほしかった気もするけど、中学...
思ったより良かった。お勧めはしづらいけど。
熊本の阿蘇で次々に死んだはずの人が甦る不可解な現象が発生、それを解明する草なぎ剛演じる官僚・平太が主人公のフィクションストーリー。
どうせ「死んだはずの人が甦る→生前の伝え切れなかった想いを伝える→涙」に持ってく展開なんでしょと、たかをくくりながらの観賞だったんだけどこれが中々良かった。
何が良かったかというと、主人公だけじゃなくて登場人物ほぼ全員にドラマを持たせてるのが個人的には良かった。
特に山本さん演じる英也がお兄ちゃんとの残された時間をキャッチボールで過ごすという時間の過ごし方には「フィールド・オブ・ドリームス」にちょっと似た感動を覚えてしまった。。し、哀川翔演じる死んだはずの夫が病床につく妻の前で悔しさを握りしめて押し黙るシーンなんかも個人的には凄く説得力のある現実味を感じました。
そして今観ると演者がすげー豪華。
ただ製作者のRui押しが凄い。それが少しもったいないなーと。
でも、思ったより良い作品でした。
全12件を表示