HAZE

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解説

男が目を覚ますと、そこは身動きすらできないコンクリートの密室。なぜここにいるのか、ここに来る前はどこにいたのか。極限的に狭い空間を奔放に撮った、粗い粒子のハードエッジな映像に、超恐怖が、生命のエナジーをたきつける。監督、脚本、撮影監督、編集、美術監督、そして主演は塚本晋也。ヒロインに「東京フィスト」の藤井かほり。

2005年製作/49分/日本
原題:Haze
配給:ゼアリズエンタープライズ

ストーリー

男(塚本晋也)が目覚めると、体を動かすこともできないコンクリートの密室に閉じ込められていた。どうしてこんな所に。ここに来る前はどこにいたのか。唯一分かっているのは、自分の腹部が出血し、早く手をうたないと死んでしまう、ということだけ。男は必死に体を動かし、異常に狭いコンクリートの空間を移動していく。そして行くたびに恐ろしい地獄が待ち受けている。どんなに移動しても、一条の光も見ることのできない男は、ついに力尽きる。死の淵に身を横たえた時、何か忘れていた大事なイメージが甦りそうになる。そのイメージにすがりつくように最後の力を振り絞って移動していく男。すると、男はひとりの女(藤井かほり)と会う。女も地獄をくぐり抜けてここにたどり着いたようだ。男と女は、少しずつ元いた場所を思い出しそうになるが、その世界は空漠として、本当に帰りたい、帰るべき場所なのか曖昧に思えてならない。男は脱出をあきらめようとするが、女はやはりさらに進む、という。ふたりは、この地獄から脱出することができるのか。そしてこの先ふたりにどんな地獄が待ち受けているのか。そこに光はあるのだろうか……。

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映画レビュー

3.0ズギャン、ドカン、ボカン、ズキュン、バコン

kossyさん
2018年11月22日
PCから投稿
鑑賞方法:映画館

 闇の中での恐怖映像。何故この闇の中、しかも狭くて苦しい排気口のようなところに閉じ込められているのだ?!ひょっとすると、外の世界では戦争が始まっていて、俺たちは捕虜にされたのかもしれない。ひょっとして、カルト宗教団体に拉致されて拷問を受けているのかもしれない。とにかく脱出だ!という49分の映画。これはホラーなどという生易しいものではない。むしろ「ホギャーッ!」と叫びたくなるほどの戦慄映像だ。

 何故なのかわからない。この『CUBE』にも似た閉塞感と恐怖感。爆発感溢れる大音量の音響効果によって、精神異常を起こしそうなほどなのです。いや、身体の自由もきかない緊縛感は『ジョニーは戦場へ行った』の感覚かもしれない・・・とにかく圧倒的なパワーが客席にまで押し寄せてくる。やがて一人の女と遭遇し、一緒に脱出しようと試みる男だが・・・

 これほどまでに意味がわからない生命力(終盤にはわかりますが)。生きることの大切さをも訴えてきます。あぁ、生きて帰れてよかった・・・

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kossy

4.5原始の、欲望

2011年4月19日
PCから投稿
鑑賞方法:DVD/BD

怖い

興奮

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ダックス奮闘{ふんとう}
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