愛なくして

劇場公開日:

解説

日本の実験映画・個人映画の草分け的存在として後の映画人たちに大きな影響を与え、商業映画も手掛けつつ独自の耽美的世界を構築してきた孤高の映画作家・高林陽一。彼が「魂遊び ほうこう」以来17年ぶりにメガフォンを取り、地元京都の演劇グループの熱い誘いに応え、既成の撮影システムに囚われずに撮り上げた作品。一貫したドラマはなく、主治医に安楽死をせがむ老人、自殺願望を持つ中年男、余命幾ばくもない青年、夫に先立たれた妻、といったそれぞれに死と直面した人々が登場し、その心情を幻想的な映像を織り込みながら詩的に綴ってゆく。

2003年製作/82分/日本
配給:シネマトリックス=シネ・ヌーヴォ
劇場公開日:2004年6月12日

ストーリー

主治医に安楽死を頼み込む老人、夫に先立たれた女性、過去を失った男、余命いくばくもない若い患者。<死>と背中合せに生きている人々の葛藤と人間の尊厳を、素描風に描く。

全文を読む(ネタバレを含む場合あり)

スタッフ・キャスト

全てのスタッフ・キャストを見る

映画レビュー

映画レビュー募集中!

この作品にレビューはまだ投稿されていません。
皆さまのレビューをお待ちしています。
みんなに感想を伝えましょう!

レビューを書く