「ラティアスのキス」劇場版 ポケットモンスター 水の都の護神ラティアスとラティオス Ken@さんの映画レビュー(感想・評価)
ラティアスのキス
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プライムで久々に鑑賞。
ヴェネツィアをモデルとした街「アルトマーレ」は美しく、実際に観光しているような気分になりました。そこで流れるアコーディオンの音楽も相まって、オシャレな雰囲気が強く伝わってきました。また、ラティオスが町を守るために自らを犠牲にし、新たな心のしずくに生まれ変わった展開には涙せずにはいられませんでした。
最後では、カノンらしき少女がサトシにキスをします。ファンの間では、これがカノンなのか、彼女に化けたラティアスなのかで議論が起こっています。私の意見としては、彼女はラティアスなのではないかと考えました。理由としては、本物のカノンがサトシに好意を抱いている描写はあまりなく、ラティアスは彼のことを気に入って触れ合うことが多いです。また、人間に化けているラティアスは言葉を一切話しません。これが、カノンとラティアスの大きな違いなのではないかと考えました。もし、本物のカノンであれば何か一言話さないと不自然になってしまい、サトシの絵についてもカノンがヒロインとしての立場であれば納得できるのではないかと解釈しました。
ファミリー向けでありながら、オシャレな街並みとエモーショナルな物語に癒された作品でした。
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