地上より何処かでのレビュー・感想・評価
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サランドンとポートマン
2度目の父と再婚、そして母娘で引越し。自分は教師になり、娘にはハリウッドスターになってもらうという偉大な計画。「父親テッドはいい人だったのに・・」と母親の生き方に反発するアンだった。
金も底をつき、夜逃げ同然で引っ越す二人。歯科医のジョシュに夢中になる母親にも呆れてしまったアンだった。なにかと故郷にも連絡をとってしまったり、いとこのベニーも死んでしまったり、悲しいこともあった。それに給料が安いと言って、さっと教師を辞めてしまったり・・・
17歳になったアンは母親の元を抜け出したくて東部のボストン大学を内緒で受ける。奨学金だけでは金が足りない・・・それを知ったママは二人の思い出でもある金色のベンツを売ってしまうのだ。
人生の転機ともいうべき場面で警官に違反キップを切られそうになる。2回とも母娘ケンカや悩みをぶつけることで、いいアドバイスをもらったりする。サランドンの破天荒ぶりと、純情なポートマンがとてもいい。
スーザン・サランドンの飛びすぎた母親との心の葛藤を思春期の娘役のナ...
スーザン・サランドンの飛びすぎた母親との心の葛藤を思春期の娘役のナタリー・ポートマンが輝くように演じています。
しかし、スーザンも、こんな母親役をよく引き受けたもんだと多少脚本に腹が立ちました。
腹を立たせるほど演技が上手いということでしょう。
母と娘、くっ付いて離れたがる不思議な関係
わがままで、自分本位で勝手に子供を振り回すママ(スーザン・サランドン)とその母からの独立、自立を願う娘(ナタリー・ポートマン)
のほぼ二人の物語。
何となく、娘、と母の確執っていうか、複雑な愛情と憎しみ。
これが混ざった微妙なティーンの心情をナタリー・ポートマンが
うまく演じています、この頃はまだまだの頃でしたが
いまは流石の大ハリウッド女優ですからね。
なかなか、話す事が無い娘さんはこの映画を観たら
母に連絡取りたくなります。
とくに、とんでもない、けど愛すべき母親だったら。
皆さん、興味あれば観てください。
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