「A」

劇場公開日:1998年

解説

オウム真理教の広報部副部長、Aこと荒木浩を中心に、オウム事件以後の彼らを追った長篇ドキュメンタリー。TBS問題を契機に封印されるはずだった150時間にも及ぶ素材を作品にまとめた。監督はフリーのテレビディレクター、森達也。家庭用デジタルカメラを手に様々なオウムの施設に足を運び荒木浩を追った。森と共に撮影/編集の補助を担当し、製作を手がけたのは「部屋 THE ROOM」を製作した安岡卓治。音楽は朴保バンドの朴保。キネコ。16ミリ。

1998年製作/135分/日本
配給:安岡フィルム
劇場公開日:1998年

あらすじ

※本作はドキュメンタリーのためストーリーはありません。

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スタッフ・キャスト

監督
森達也
製作
安岡卓治
撮影
森達也
安岡卓治
音楽
朴保
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映画レビュー

4.0 問題作

2025年8月16日
PCから投稿
鑑賞方法:VOD
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ほいす

2.0 マス「ゴミ」とか平気で言う人たちに。

2025年5月17日
スマートフォンから投稿
鑑賞方法:VOD

Aというタイトルは、当然オウムの頭文字なのだろうが、
a=1人、という意味にも感じた。

ある日突然テロリストの信者になったら、加害者の家族になったら、被害者の家族になったら、その他大勢ではなく、焦点はその個人の生き様だ。側から見れば少々滑稽ではあるが、過激派マスコミも、演技派警察も、何か信じるものがあってああして生きているのだ。
多分。

各々が、与えられた命を全うするために生きている。叩くのは容易だが、そこにいる個人の尊厳を蔑ろにしてはならない。ならなかった。
当時私はどう感じていただろうと、一度立ち止まる良い機会になった。

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や

3.5 BOX東中野で鑑賞

2024年8月19日
Androidアプリから投稿
鑑賞方法:映画館

確かにオウムは信用出来ないが、荒木さんは信用出来ると思える。

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ムーラン

4.0 ドキュメンタリーとして面白かった。

2024年3月20日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:VOD

オウム真理教、自ら調べなりしなければ現在その名前が耳に入ることはほとんど無い。
もうサリン事件から30年近くも経つんだなぁ。同じ時代を生きたけれど、この映画で取り上げている頃は、わたしは大学生でテレビを見る暇もほとんど無く自分の生活でいっぱいだった。
そのため、大まかな事件については名前なども知っていてそれで把握していたつもりになっていたが、今回この映画を興味本位で観て、ん??と思う事が多かった。知らない事が多かった事に気がついた。
途中映像を止めてわからないことは調べながら観た。
改めてすごいな…とんねるずの番組とか出てたんだっけ…。
信者はもちろん洗脳されていたと思うけど、当時の世の中ではテレビにも出て本当の宗教家だと印象を世の中の人に広めたマスコミにも問題あるんでは…。

この映画を観ると、犯罪の実行犯では無い荒木さんとかその他の信者の人達は、性格も割と大人しく、悪い事はしていないし、純粋に信仰を全うしていて、オウム信者全体が悪いわけでは無い、それを排除しようとする世の中にも疑問が…みたいな論争になってしまいそうだ。
でも、自分の隣の部屋にもしオウム真理教がアジトを作ったら、どうだろう?

荒木さんはたまたま広報だったから実行犯にならなかっただけで、もし実行犯と同じポジションについていて、麻原から指示を受けていたら?

洗脳した方が悪いのか?洗脳される側には何も問題無いのか?

確かに警察のやり方や、過剰な反応のマスコミや近隣住民、報道されない事実について疑問を感じる部分がある。荒木さん含めて被害者となる場面もあった。
でも、実際に大量殺人という犯罪を犯した教祖を信じるというこの集団に関して共感出来る部分は何ひとつ無かった。

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きゃな

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