AQUARIUM

劇場公開日:

解説

金魚や水族館の魚とコミュニケーションをとることが出来る少女が主人公のファンタジー作品。全編をデジタルビデオで撮影し、コンピューターで編集された。監督は「黄昏のアインシュタイン」の蜂須賀健太郎。『ゆず』などの作品で知られる漫画家・須藤真澄の同名作品を「0105は男の番号」の切通理作が脚本に仕上げた。撮影監督及び、テクニカル・スーパーバイザーは「バウンス ko Gals」の阪本善尚が担当した。音楽監督は「よるべきなき男の仕事 殺し」のボブ佐久間。主演はこれが初主演となる藤垣絵美。16ミリ。キネコ。

1998年製作/66分/日本
配給:イリュージョン・ピクチャーズ
劇場公開日:1998年12月19日

ストーリー

幻想的な「水の中の世界」の中で、杢子(もっこ)は老人の姿をした“金魚”と出会い、水の世界へやってきたことを喜ぶ。だが、老人は「もっこがこの世界へくることは早すぎる」と突き放した。母の呼ぶ声に杢子が目を覚ますと、そこは現実の「日常の世界」だった──。数年後、中学生に成長した杢子は水族館の帰りに、イラストレーターの叔母・しずかと同棲相手の牛島のアパートで絵のモデルをしていた。杢子は成長しても、お小遣いすべてを水族館につぎ込み、あまりの魚好きのために給食に出た鯵のフライを食べられずに持って来る始末。その日杢子が帰宅すると、長年飼っていた金魚が死んだことを、母から告げられる。悲しみをこらえてしずかと一緒に金魚の死体を持って水族館へ出かけた杢子は、水槽の向こう側の「水の中の世界」へ引き込まれ、そこで、子供の頃に夢で見た“金魚”と再会するのだった。

全文を読む(ネタバレを含む場合あり)

スタッフ・キャスト

監督
脚本
切通理作
原作
須藤真澄
製作
蜂須賀健太郎
撮影監督
阪本善尚
プロダクション・デザイナー
神田裕
森山美樹
音楽監督
ボブ佐久間
録音
笠原晋
編集
蜂須賀健太郎
合成
蜂須賀健太郎
全てのスタッフ・キャストを見る

映画レビュー

映画レビュー募集中!

この作品にレビューはまだ投稿されていません。
皆さまのレビューをお待ちしています。
みんなに感想を伝えましょう!

レビューを書く