スタントウーマン 夢の破片
劇場公開日:1998年3月14日
解説
スタントに賭ける女優の奮闘を描き、香港映画界で働く人々にオマージュを捧げた一編。監督は「極道追踪」のアン・ホイ。撮影はアーディ・ラム。音楽は「kitchen キッチン」の大友良英。出演は「トゥモロー・ネバー・ダイ」のミシェール・キング(ミシェール・ヨー)、「ナイスガイ」(監督)のサモ・ハン・キンポーほか。
1996年製作/100分/香港
原題または英題:阿金
配給:彩プロ
劇場公開日:1998年3月14日
ストーリー
香港。生き馬の目を抜くといわれるかの地の映画業界で、カム(ミシェール・キング)はスタントに賭ける日々。頼れる男であるチーフのタン(サモ・ハン・キンポー)のもと、タンの息子で悪ガキのロンをはじめ気心の知れたスタッフたちと西に東に駆け回り、死にものぐるいで撮影に臨むカム。いつしかタンはカムにとって大事な人となっていたが、ふたりは結ばれることはない。一度は結婚をして現場を離れたカムだが、結局性に合わず映画に復帰。だが、その矢先、タンはスタッフの喧嘩に巻きこまれ、黒社会の手の者に殺された。カムはロンをひきとり、彼の親戚がいる中国へと旅立つのだった。