フィリピンふんどし日本の夏

劇場公開日:

解説

フィリピンの生んだ“日記映画作家”キドラット・タヒミックの作品の特集上映〈キドラット・タヒミックの世界〉で上映された1本。95年に日本でも公開された代表作「虹のアルバム」も併映された。上映館はBOX東中野。「虹のアルバム」「悪夢の香り」など、第三世界の映画作家として独特のユーモアと植民地主義批判にあふれる実験的な作品を発表してきたキドラット・タヒミックが、愛知県芸術文化センターの「身体」をコンセプトとした短編映画シリーズのために監督した。製作・監督・撮影・編集はタヒミック自身。音楽は「虹のアルバム」も手掛けたフィリピン人アーティスト、シャント・ヴェルドゥン。日本側の製作は「虹のアルバム」を配給し、『僕は怒れる黄色』各ヴァージョンを山形国際ドキュメンタリー映画祭で毎回のように上映してきたシネマトリックスの矢野和之が担当している。エグゼクティヴ・プロデューサーは愛知芸術文化センターの越後谷卓司。

1990年製作/39分/フィリピン・日本合作
原題または英題:Japanese Summers of a Filipino Fundoshi
配給:シネマトリックス
劇場公開日:1996年11月30日

ストーリー

※本作はドキュメンタリーのためストーリーはありません。

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スタッフ・キャスト

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映画レビュー

5.0何かが伝わってくる

2020年4月14日
PCから投稿

もう20年以上前に観たと記憶している。どこで観たかは忘れた。しかし、タヒミック監督がフィリピンふんどしをして、踊りながら日本の夏を駆けて行く姿は、ちょっとざしきわらしのようで楽しい。
なぜか、心に残る映画です。DVD化を期待してます。

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