フィリピンふんどし日本の夏
劇場公開日:1996年11月30日
解説
フィリピンの生んだ“日記映画作家”キドラット・タヒミックの作品の特集上映〈キドラット・タヒミックの世界〉で上映された1本。95年に日本でも公開された代表作「虹のアルバム」も併映された。上映館はBOX東中野。「虹のアルバム」「悪夢の香り」など、第三世界の映画作家として独特のユーモアと植民地主義批判にあふれる実験的な作品を発表してきたキドラット・タヒミックが、愛知県芸術文化センターの「身体」をコンセプトとした短編映画シリーズのために監督した。製作・監督・撮影・編集はタヒミック自身。音楽は「虹のアルバム」も手掛けたフィリピン人アーティスト、シャント・ヴェルドゥン。日本側の製作は「虹のアルバム」を配給し、『僕は怒れる黄色』各ヴァージョンを山形国際ドキュメンタリー映画祭で毎回のように上映してきたシネマトリックスの矢野和之が担当している。エグゼクティヴ・プロデューサーは愛知芸術文化センターの越後谷卓司。
1990年製作/39分/フィリピン・日本合作
原題または英題:Japanese Summers of a Filipino Fundoshi
配給:シネマトリックス
劇場公開日:1996年11月30日
ストーリー
※本作はドキュメンタリーのためストーリーはありません。
スタッフ・キャスト
- 監督
- キドラット・タヒミック
- エグゼクティブプロデューサー
- 越後谷卓司
- 製作
- 矢野和之
- 撮影
- キドラット・タヒミック
- キドラット・デ・ギーア
- カワヤン・デ・ギーア
- カブニャン・デ・ギーア
- 大野治人
- 清水良雄
- 音楽
- シャント・ヴェルドゥン
- ジョーン・クラウディオ
- グラス・ノノ
- ピニキッカン・バンド
- 編集
- キドラット・タヒミック
- チャーリー・フガン
- 字幕
- 藤岡朝子