麻薬売春Gメン 恐怖の肉地獄

劇場公開日:

解説

“麻薬売春Gメン”シリーズ第二作。沖縄の美しい景色を背景に、そこに巣食う麻薬組織に敢然と挑戦する麻薬Gメンたちを描く。脚本は「麻薬売春Gメン」の金子武郎、監督は脚本も執筆している同作の高桑信、撮影も同作の星島一郎がそれぞれ担当。

1972年製作/88分/日本
配給:東映
劇場公開日:1972年12月16日

ストーリー

琉球舞踊家王垣志津子がヘロインを注射した後、マンションから落ちて死亡した。麻薬Gメン菊地晴夫は、ヘロインが沖縄から流れて来ていることを知り、直ぐ沖縄へ飛んだ。菊地はまず、志津子の二人の妹、伊津子と美津子に会う。また菊地は沖縄の麻薬組織を握っている与儀不動産社長に近ずくが、与儀は何者かに殺されてしまう。菊地はヘロイン患者を装って、色々と情報を収集している時、売人の国夫と知り合い、仲良くなる。ところが二人で麻薬患者の乱行パーティーに行ったところを警察の手入れに会い逮捕されてしまった。しかし、警察で菊地は沖縄の麻薬Gメン・新城と会い、共同で捜査を再開する。二人の捜査で、与儀不動産のバックには東京の組織があり、その組織から伊藤という男が、沖縄に派遣されていることが判明。やがて、東京の組織の必要以上の介入のため、与儀不動産で内紛が起こり、国夫が殺されてしまった。そして幹部同志の宮里と比嘉の間にも険悪な空気が流れるようになった。数日後、伊津子が婚約者のカミングスに殺害された。カミングスが麻薬の運び屋であることが、伊津子に知られたからである。二人の姉を失った美津子の涙を見守る菊地と新城は麻薬に対する怒りを組織にぶっつけた。伊東たちと、カミングスの麻薬の取引き現場を菊地らGメン達が急襲、激しい銃撃戦の末、全滅さすのだった。

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